地上デジタル放送への対応・全道放送への道のり
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「テレビ北海道」の記事における「地上デジタル放送への対応・全道放送への道のり」の解説
地上デジタル放送は2006年6月1日から札幌地区で、2007年10月1日より旭川・室蘭・函館の各地区で放送を開始したが、経営基盤が脆弱なことから道内各民放テレビ局がデジタル放送で札幌と道内各地を結ぶ中継回線(全道ライン) の使用料や、難視聴地域向け中継局の設置・維持に要する経費が経営を圧迫していたため、当初はアナログ放送が放送されていた地域から優先して、デジタル送信所・中継局を開局していった。 その結果、アナログ放送が放送されていた札幌・旭川・函館・室蘭の各地域では、デジタル送信所・中継局が2010年12月までに概ねすべて開局した。その他は2011年8月から11月にかけて開局した釧路・帯広・網走各送信所と北見中継局など一部にとどまり、アナログ放送の停波後も「未開局地域」や、デジタル放送の開局予定が具体化していない「非該当地域」が道北・道東を中心に残っていたが、これらの地域でも総務省が所管する「後発民放局支援スキーム」の活用や関係自治体から設置費用などの補助を受けながら順次開局し、2016年3月31日の標茶ルルラン中継局開局をもって実質的な北海道内全域のカバー化を完了させた。
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