ディアママピンク【ディアママピンク】(草花類)
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登録番号 | 第14130号 |
登録年月日 | 2006年 3月 20日 | |
農林水産植物の種類 | カーネーション | |
登録品種の名称及びその読み | ディアママピンク よみ:ディアママピンク |
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品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 株式会社ミヨシ | |
品種登録者の住所 | 東京都世田谷区八幡山2丁目1番8号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 古川廣明 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「ディアママ」の枝変わりであり、花は紫ピンクの地色に鮮赤色の点及び条が入る盛咲で、やや小輪の1花茎当たりの花数及び花柄当たりの最多花数がかなり少の鉢物向きの品種である。草姿は開張、開花時草丈は低、節数はかなり少である。茎の長径はやや細、硬さは剛、色は灰緑、ろう質の有無はやや多、立茎数は多、1茎の側芽及び側枝数は少、側枝の着生位置は主に中下部、節間長はやや短、最長節間の位置は第4節である。葉全体の形は線形、先端部の形は鋭くとがる、葉巻き程度は巻く、最大葉長はやや短、葉幅はかなり狭、葉色は緑、ろう質は少である。つぼみの形は倒卵形、大きさはやや小、花の重ねは八重、上から見た花形は円形、側面から見た花形は盛咲、花径はやや小、花の地色は紫ピンク(JHS カラーチャート9703)、複色模様色は鮮赤(同0407)、色彩模様は点及び条、複色割合は極少、花弁の波状程度は波状、鋸歯の深さは浅、数は少、花弁の長さはやや短、幅はやや狭、数は少、ほう葉の形はⅡ型、数は4枚、長さはやや短、がくの形は円柱形、がく筒の色は緑、がくの太さ及び長さは中、1花茎当たりの花数及び花柄当たりの最多花数はかなり少、花の香りは弱である。開花習性は四季咲き、早晩性はやや晩生、がく割れの難易性は中である。「レジェンド」及び「シフォン」と比較して、花の地色が紫ピンクであること、色彩模様が点及び条であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成12年に出願者の温室(山梨県北巨摩郡小淵沢町)において、「ディアママ」の枝変わりを発見、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、14年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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