ディアHT【ディアHT】(野菜)
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登録番号 | 第5853号 |
登録年月日 | 1997年 12月 5日 | |
農林水産植物の種類 | とうもろこし | |
登録品種の名称及びその読み | ディアHT よみ:ディアHT |
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品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 1998年 1月 5日 | |
品種登録者の名称 | パイオニア ハイブレッド インターナショナル,インク | |
品種登録者の住所 | アメリカ合衆国 アイオワ州 デモインローカストストリート 400 キャピタルスクウェア 700 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | ヨアヒム クラマー | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,出願者育成の自殖系統「PH539」を母系とし,出願者育成のすす紋病抵抗性系統「PHPG0」を父系とする交雑品種であり,試験地(北海道常呂郡端野町)における雄穂抽出期及び絹糸抽出期はやや早生,粒質はF(D)(フリント(デント))で,すす紋病抵抗性のかなり強いサイレージ用の品種である。 稈長はやや短,稈径は太,着雌穂高は中,葉長はやや短,葉幅は狭である。絹糸色は赤色,粒列数は中,穂芯色は赤茶色,枝梗数は多,葯色は赤紫色である。粒質はF(D)(フリント(デント)),粒色は黄色,胚乳澱粉は通常澱粉,粒型は中間である。雄穂抽出期及び絹糸抽出期はやや早生である。すす紋病抵抗性はかなり強である。 「エマ」と比較して,絹糸色が赤色であること,枝梗数が多いこと,粒色が黄色であること,すす紋病抵抗性が強いこと等で,「ディア」と比較して,すす紋病抵抗性が強いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,1990年に出願者のほ場(オーストリア共和国)において,出願者育成の自殖系統「PH539」を母系とし,出願者育成のすす紋病抵抗性系統「PHPG0」を父系として交配して育成された交雑品種である。1990年から特性比較試験等の試験を行い,その特性を確認して育成を完了した。 |
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