チーム名・ドライバーの変更
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 18:01 UTC 版)
「2021年のF1世界選手権」の記事における「チーム名・ドライバーの変更」の解説
レッドブルは約2年間正ドライバーとして起用していた、アレクサンダー・アルボンをリザーブドライバー兼テストドライバーに降格させ、代わってレーシング・ポイントから放出されたセルジオ・ペレスを起用。レッドブル育成外でのドライバー起用は、2007年から2013年にかけて在籍していたマーク・ウェバー以来となる。 マクラーレンはランド・ノリスが残留し、ルノー(現アルピーヌ)よりダニエル・リカルドが移籍。偶然にもカーナンバーが「3」「4」と並ぶラインナップとなる。 「BWT・レーシング・ポイントF1チーム」は「アストンマーティン・コグニザント・F1チーム」へ名称を変更して参戦する。これによりアストンマーティンがコンストラクターとして参戦する事となるが、組織の買収や譲渡は無く、レーシング・ポイントがチーム名を変更して参戦する形となる。また、エントリー名については2020年12月12日時点では「アストンマーティン・BWT・F1チーム」で登録されていたが、同月の22日に「アストンマーティンF1チーム」に変更され、2021年1月7日付けでアメリカのIT企業であるコグニザントとの新たなタイトルスポンサー契約の発表に伴い現在の名称となった。ドライバーラインナップは、ランス・ストロールが残留。一方でペレスは残りの契約期間が破棄される形で放出されレッドブルへ移籍。代わってフェラーリから離脱したセバスチャン・ベッテルが起用された。 前年まで参戦していた「ルノー・DPワールド・F1チーム」はチーム運営はルノーF1の面々が続投するものの、コンストラクター名を「アルピーヌF1チーム」へ変更。ただし、今季に関してはパワーユニット名にルノーの名称が残り、ルノー傘下に属するアルピーヌのブランドへの名義変更という要素が強いものの、コンストラクターとしてのルノーF1の活動は2020年を以て終了する。また、今季以降のF1に関する記録は基本的にはアルピーヌとして扱われることとなる。ドライバーは、エステバン・オコンが残留し、2018年にF1参戦休止を表明していたフェルナンド・アロンソが、マクラーレンに移籍するリカルドに代わって加入。2年ぶりにF1へ復帰する。 フェラーリにはベッテルに代わり、カルロス・サインツがマクラーレンより移籍する。 アルファタウリは2020年のフォーミュラ2に参戦していた角田裕毅を起用する。日本人ドライバーのF1参戦は、2014年に小林可夢偉が参戦して以来7年ぶりとなる。それに伴い、前年まで在籍していたダニール・クビアトは放出された。 ハースは前年まで在籍していたロマン・グロージャンとケビン・マグヌッセンとの契約を延長せず、両名ともチームを離脱。2020年のフォーミュラ2王者となったミック・シューマッハと、同時期に同シリーズに参戦していたニキータ・マゼピンを起用する。2016年にハースが参戦してから両名ともにドライバーの入れ替えを行うのは初となる。
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