チエちゃん奮戦記 じゃりン子チエ(第2期)
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1991年10月19日から1992年9月22日まで「チエちゃん奮戦記 じゃりン子チエ」として前作と同じく毎日放送に加え劇場版を配給した東宝も制作に加わり放送された。全39話。 キャストは極力前作と同じ役者を起用しているが、当時のりお・よしおは活動休止中で上方よしおは出演を見送っている。新規の出演者は前作同様に自然な大阪弁を話すことができる声優、近畿在住の俳優や子役中心にキャスティングされているが、一部出番の少ないレギュラーキャラや端役には大阪弁を話せない声優も起用されている。 スタッフは音響監督の加藤敏、効果の倉橋静男以外は総入れ替えとなっており、高畑勲の再登板は見送られたが主要スタッフには横田和善や若手だった片渕須直など高畑の片腕や弟子だった面々が名を連ねている。また、前作で各話の作画監督としてローテーションを組んでいた才田俊次がキャラクターデザインに昇格し引き続き各話の作画監督も担当している。 当初は土曜17時から放送されていたが、翌1992年2月に火曜19時に放送時間が変更され、1992年9月をもって火曜19時での放送は終了。9月22日の放送の最後に、「次回からは土曜17時から放送します」とテロップがでたものの、新作の放送はしばらくなく、再放送が続いた。37話 - 39話は土曜枠で放送され、それをもって放送は終了となった。新聞のテレビ欄では「じゃりン子チエ奮戦記」として表記されていた。 当時連載中だった原作の作風の大幅な変化に伴い前作の色が残る回やギャグ回を中心にアニメ化し第1話は原作の第234話(20巻7話)「拾った財布はなおこわい」。以降、原作のエピソードとは違う順序で制作・放送された。最終話は、原作第291話(24巻10話)の「アントニオは何処に」。原作の順序とは、ほぼ無関係に製作されている。
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