ダグ・ドール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/08 08:43 UTC 版)
「ネオ・ジオンの機動兵器」の記事における「ダグ・ドール」の解説
漫画『機動戦士ムーンガンダム』に登場。メカニックデザインは形部一平。 同作の主要登場人物であるリュース・クランゲル少佐の搭乗機。主人公のユッタ・カーシムを仲間に引き入れ利用せんとするリュースの思惑に沿い、主人公機であるムーンガンダムと共闘したり敵対したりといった役回りを演じる。 白を基調としたカラーリングで、一部濃淡グレーで塗装されている。ゲーマルクの系列機であるが、重火力やリレー・ファンネル・システムを継承したニュータイプ専用機であること以外に共通点はほとんど見られない。 後頭部にはモノアイ3基とジェネレーターを搭載した円盤状の大型バックパックを有し、2機分のパワーを発揮するMAのような存在とされる。バックパックが垂直に起立して頭部と合体することで、サイコミュの情報伝達・処理能力が3倍となる「マシン・ヘッド・モード」に「変身」し、パイロットのニュータイプ能力が高くなくても多数の端末によるオールレンジ攻撃が可能となる。ただしパイロットの脳への負担が大きいため、3分以上の使用は推奨されていない。 おもな武装として、最長58メートルまで伸長可能なビーム・ブレードを展開するロング・ビーム・ライフルを携行する。マシン・ヘッド・モードの起動中には「ダグ・リーダー」と呼ばれる、20基のファンネルによって形成された磁場空間による攻撃が可能で、これは「アッザム・リーダーの進化版」に当たる武装とされる。 メカニックデザインは形部一平。形部いわく、マシン・ヘッド・モードに変身前のモチーフは「ヘッドホンとフードジャケットを着た少年」、変身後は「カネゴンみたいな怪獣・怪人」とされ、二面性のあるデザインが意図されている。
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