タンク・レギュレーターとは? わかりやすく解説

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タンク・レギュレーター

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/01 23:51 UTC 版)

ダイビング器材」の記事における「タンク・レギュレーター」の解説

マニフォルド・ダブルタンク 緊急時直接水面まで浮上できる範囲活動であるオープンウォーターダイビングの場合とは異なりテクニカルダイビングにおける呼吸装置故障は即致命的となる。したがって空気などのガス供給源を2系統使用し、さらにマニフォルド (manifold) と呼ばれる管でこれらを相互に接続することにより、いずれか器材故障発生してシステムからその器材切り離すことで呼吸継続できるようになっているデコボトル(ステージボトル) 大深度での潜水場合酸素中毒を防ぐため呼吸ガス酸素濃度一定水準以下に抑える必要があるが、一方減圧のためには呼吸ガス酸素濃度できるだけ高いことが望ましい。この矛盾回避するため、テクニカルダイビングでは酸素濃度異な2種上の呼吸ガス携行し、大深度では低酸素濃度(ボトム・ミックス)、浅深度では高酸素濃度(デコ・ミックス、トラベル・ミックス)のものに計画的に切り替え呼吸するケイブ用サイドマウントタンク 水中洞窟への潜水では、タンクが邪魔になり隘所を通過できない場合がある。このような場合身体の横にタンク装着することで通過可能になる場合もある。また一旦タンク身体から外し、隘所通過後に再装着することもあり、そのような場合背中タンク装着するよりも身体の横に装着したほうが手順容易になるこのような理由身体の横にタンク装着することをサイドマウントという。 ロングホース タンクを一旦身体から外して所を通過する場合ホースが短いとレギュレーター口元に残すことが困難になりかねないこのような場合考えテクニカルダイビングにおけるレギュレーター片方には2mといった長尺ホース使用するオクトパスによる呼吸必要になった場合、リクリエーショナルダイビングでは2人ダイバーが横に並んで遊泳するのが前提であるが、これでは所を通過することは困難であり、このような箇所では縦に並んで遊泳するためにもロングホースが必要とされるDINバルブ 日本米国では、タンクレギュレーター1stステージ接続部は、ヨーク式ないしクランプ式またはインターナショナル呼ばれるガス通過部をそれとは別個のネジ固定する形式のものが多い。この方式は扱い簡便と言う利点があるが、強い衝撃外れやすく(この場合タンク内の呼吸ガス急速に失われる)またタンク圧が225気圧までに制限されるという欠点がある。そのため、信頼性重視し、またタンク圧を300気圧にまですることがあるテクニカルダイビングでは、接続部自体ネジになっており、内蔵型2重Oリングガス漏れトラブル少なDIN(Deutsches Institut für Normung:ドイツ標準化協会)式の接続部使用される

※この「タンク・レギュレーター」の解説は、「ダイビング器材」の解説の一部です。
「タンク・レギュレーター」を含む「ダイビング器材」の記事については、「ダイビング器材」の概要を参照ください。

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