タンエトルデ【タンエトルデ】(観賞樹)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第4706号 |
登録年月日 | 1995年 8月 22日 | |
農林水産植物の種類 | ばら | |
登録品種の名称及びその読み | タンエトルデ よみ:タンエトルデ |
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品種登録の有効期限 | 18 年 | |
育成者権の消滅日 | 1996年 8月 23日 | |
品種登録者の名称 | 京成バラ園芸株式会社 | |
品種登録者の住所 | 東京都墨田区押上1丁目12番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | ハンスユーゲンエバース | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,無名実生種どうしを交配して育成されたものであり,花房の形は房咲(6輪以上),花色が鮮赤で半剣弁,整形咲,微香のやや小輪花となる切花向きの品種である。 樹形は直立性,株立は普通,樹高は高性である。開花枝の太さは中,新梢の色及び開花後の枝の色は淡緑である。とげの曲性は下向き,形は下部えぐれ形,長さは短,基部の幅は狭,色は淡緑,数は幹の部分は少,花枝の基部,花枝の中央部及び花首はほとんど無である。小葉の数は7枚,本葉の長さは普通,幅はやや狭である。展開直後の若葉の色は青銅,光沢は半光沢,成熟葉の色は濃緑,光沢は半光沢,葉肉の厚さ及び硬さは普通である。花房の形は房咲(6輪以上),蕾の形はつぼ形である。花形は整形咲,花の大きさはやや小輪,高さはやや低,花弁表側の色は鮮赤(JHS カラーチャート0407),裏側の色は明紅(同0106)である。花弁の光沢は普通,花色の移行性は難,花弁の形は半剣弁,花弁一枚の形は狭楕円形先端尖形,花弁の厚さ及び硬さは普通,数は40~59枚である。花の香りは微香,開花時期は普通である。 「ケイヌウミ」と比較して,樹高が高いこと,花弁数が多いこと,花の香りが強いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,育成者の温室(ドイツ連邦共和国)において,1987年に無名実生種どうしを交配し,その実生の中から選抜し,更にこれを増殖して試作し,諸特性が安定していることを確認して1989年に育成を完了したものである。 |
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