タママサリ【タママサリ】(食用作物)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第9792号 |
登録年月日 | 2002年 3月 1日 | |
農林水産植物の種類 | 大豆 | |
登録品種の名称及びその読み | タママサリ よみ:タママサリ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2006年 3月 2日 | |
品種登録者の名称 | 長野県 | |
品種登録者の住所 | 長野県長野市大字南長野字幅下692の2 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 高橋信夫、高松光生、元木悟、山田直弘、田中進久、宮崎尚時、小林勉、矢ヶ崎和弘、重盛勲、小野佳枝、御子柴公人、丸山宣重、西牧清、手塚光明、荻原英雄 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、千葉県在来種「小糸在来」に「東山122号」を交配して育成された固定品種であり、育成地(長野県塩尻市)における成熟期は晩の早、有限伸育型で種皮が黄色、粒形が球の味噌、煮豆加工用の品種である。伸育型は有限、分枝数は中、胚軸の色は緑、主茎長、主茎節数及び最下着莢節位高は中である。小葉の形は長葉、数は3枚葉、花色は白である。熟莢の色は褐、裂莢の難易は易、毛茸の多少は中、色は白である。種皮の単色・複色の別は単色、地色及び粒の子葉色は黄、粒形は球、臍の色は黄、粒の大小は大の小、子実の品質は上である。開花期は晩、成熟期は晩の早、生態型は中間型、粗蛋白含有率は低、粗脂肪含有率は中である。11S蛋白質サブユニットの有無はⅡa欠、倒伏抵抗性は強、ダイズモザイクウイルス抵抗性A系統、同B系統及び同E系統は抵抗性、同C系統及びD系統はネクロシスである。ダイズシストセンチュウ抵抗性は弱である。「タマホマレ」と比較して、胚軸の色が緑であること、小葉の形が長葉であること、花色が白であること等で、「タチナガハ」と比較して、胚軸の色が緑であること、花色が白であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、昭和54年に長野県中信農業試験場(塩尻市)において、千葉県在来種「小糸在来」に「東山122号」を交配し、58年に雑種第4代で個体選抜行い、以後、系統選抜により育成された固定品種であり、62年から生産力検定試験及び特性検定試験を行い、9年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「東山163号」であった。 |
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