タマキナ【タマキナ】(観賞樹)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第11216号 |
登録年月日 | 2003年 3月 17日 | |
農林水産植物の種類 | ブーゲンビレア | |
登録品種の名称及びその読み | タマキナ よみ:タマキナ |
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品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | 2006年 3月 18日 | |
品種登録者の名称 | 山下晴義 | |
品種登録者の住所 | 熊本県玉名市玉名4561番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 山下晴義 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「ミセス・バット」の枝変わりであり、苞は紫赤色で、花序の幅が中の鉢物向きの品種である。樹姿は半蔓性、枝の太さは中、色は緑褐、分枝性は密である。葉身全体の形は広卵形、先端の形は鋭形、基部の形は円形、葉縁の形は全縁、葉縁の波打ちは有、葉身長は短、葉身幅は狭、表面の色は濃緑、斑の有無は無、葉柄の色は緑、刺の有無は有である。花房の大きさ、粗密、花序の幅及び高さは中である。苞の数は中、全体の形は広卵形、先端の形は突形、基部の形は心形、縁片の形は全縁、波打ちは有、反りは外反、長さはやや短、幅は狭である。苞の色の発現は単色型、幼苞の色は赤(JHS カラーチャート0415)、開花期の苞の色は紫赤(同9708)、後期の苞の色は鮮紫赤(同9707)、苞の模様の有無は無、小花の長さ及び幅は中、色は黄白、花数は中、小花数は3、花の香りは無である。「ミセス・バット」と比較して、葉縁の波打が有ること、葉の表面の色が濃いこと等で、「リトルレッドキス」と比較して、葉の表面の色が濃いこと、開花期の苞の色が紫赤であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成10年に育成者の温室(熊本県玉名市)において、「ミセス・バット」の枝変わりを発見、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「レッドウェーブ」であった。 |
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