タキ7700形とは? わかりやすく解説

タキ7700形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/01/28 02:39 UTC 版)

国鉄タキ7700形貨車」の記事における「タキ7700形」の解説

タキ7700形は、酢酸エチル専用の30t 積タンク車として1959年昭和34年12月10日から1962年昭和37年5月21日にかけて4ロット4両(タキ7700 - タキ7703)が三菱重工業日立製作所の2社で製作された。 本形式の他に酢酸エチル専用種別とする形式には、タ3600形(6両)、タム3800形(3両)、タム3850形(2両、後述)、タサ4300形(5両)の4形式があった。 落成時の所有者は、ダイセル化学工業(現・ダイセル)、日本合成化学工業新日本窒素肥料その後社名チッソチッソ石油化学へと変遷)の3社でありそれぞれの常備駅は新井駅東水島駅浜五井駅であった荷役方式は、タンク上部マンホールからの上入れ、液出管と空気使用による上出方式であり、両管はS字管を装備した車もあった。 1979年昭和54年10月より化成品分類番号「燃31」(燃焼性物質引火性液体危険性度合2(中))が標記された。 車体色黒色寸法関係は全長12,200mm、全幅は2,517mm、全高は3,868mm、台車中心間距離は8,100mm、実容積は34.0m3又は、34.6m3、自重は17.2t 又は17.8t、換算両数は積車5.0空車1.8であり、台車はベッテンドルフ式のTR41Cであった1985年昭和60年12月27日最後まで在籍したタキ7703が廃車となり同時に形式消滅となった

※この「タキ7700形」の解説は、「国鉄タキ7700形貨車」の解説の一部です。
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