タキ8200形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/19 07:44 UTC 版)
「国鉄タサ1700形貨車」の記事における「タキ8200形」の解説
タキ8200形は甲種硝酸専用の35t積みタンク私有貨車である。 1960年(昭和35年)3月7日に汽車製造にてコタキ1499a(タキ1400形)が改造されコタキ8200となった。その後1960年(昭和43年)8月9日に日本車輌製造にて2両(タサ2955・タサ2956)が改造されコタキ8201・コタキ8202となった。 落成当時の所有者はコタキ8200が三菱化成工業(現在の三菱化学)、コタキ8201・コタキ8202が日本石油輸送であり、生涯変更されることはなかった。 1987年(昭和62年)4月の国鉄分割民営化時には1両(コタキ8200)の車籍がJR貨物に継承されたが、1989年(平成元年)10月27日に廃車となり同時に形式消滅となった。 塗色は、黒であり、全長は10,300mm、全高は3,708mm、軸距は6,200mm、自重は16.0t、換算両数は積車5.0、空車1.6、最高運転速度は75km/h、台車は12t車軸を使用したTR41Cであった。
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