タキ5650形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/06/24 06:22 UTC 版)
「国鉄タキ5600形貨車」の記事における「タキ5650形」の解説
1965年(昭和40年)7月12日に4両(コタキ5610 - コタキ5613)の専用種別変更(シクロヘキサノン→シクロヘキシルアミン)が行われ形式名は新形式であるタキ5650形とされた。 記号番号表記は特殊標記符号「コ」(全長 12 m 以下)を前置し「コタキ」と標記する。 所有者は種車時代と変わらず関東電化工業であり常備駅は、群馬県の渋川駅である。 1970年(昭和45年)11月2日に2両(コタキ5652 - コタキ5653)の専用種別変更(シクロヘキシルアミン→塩酸)が行われ、タキ5050形に編入(コタキ5074 - コタキ5075)された。 荷役方式は、タンク上部のマンホールからの上入れ、吐出管を用いた下出し方式である。 車体色は黒色、寸法関係は全長は11,800mm、全幅は2,450mm、全高は3,853mm、軸距は7,700mm、実容積は32.3m³、自重は18.5t、換算両数は積車4.5、空車1.8であり、台車はベッテンドルフ式のTR41Cであった。 1986年(昭和61年)11月29日に最後まで在籍した2両(コタキ5650 - コタキ5651)が廃車となり同時に形式消滅となった。
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