タキ5550形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/09/27 15:44 UTC 版)
「国鉄タキ5500形貨車」の記事における「タキ5550形」の解説
タキ5600形より3両(コタキ5603、コタキ5600、コタキ5601)の専用種別変更(シクロヘキサノン→シクロヘキサン)が1966年(昭和41年)2月28日に1両(コタキ5550)、同年11月29日に2両(コタキ5551-コタキ5552)が富士重工業にて行われ、形式名は新形式であるタキ5550形とされた。 記号番号表記は特殊標記符号「コ」(全長 12 m 以下)を前置し「コタキ」と標記する。 所有者は、種車落成時より一貫して関東電化工業であり、その常備駅は群馬県の渋川駅であった。 1979年(昭和54年)10月より化成品分類番号「燃31」(燃焼性の物質、引火性液体、危険性度合2(中))が標記された。 塗装は黒、全長は11,800mm、全幅は2,450mm、全高は3,853mm、軸距は7,700mm、実容積は32.3m3、自重は17.9t、換算両数は積車4.5、空車1.8、台車はベッテンドルフ式のTR41Cであった。 1986年(昭和61年)11月29日に全車(3両)が一斉に廃車となり同時に形式消滅となった。
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