タキ24400形
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「国鉄タキ25900形貨車」の記事における「タキ24400形」の解説
タキ24400形は、アクリルアマイド液専用の35t 積タンク車として1974年(昭和49年)6月5日に5両(タキ24400 - タキ24404)が、富士重工業にて製作された。 所有者は、三井東圧化学の1社のみであり、その常備駅は千葉県の茂原駅であった。その後所有者は、1986年(昭和61年)2月28日に4両(タキ24401 - タキ24404)、1989年(平成元年)10月に1両(タキ24400)が日本陸運産業へと名義変更され常備駅は千葉県の神栖駅に変更された。 1979年(昭和54年)10月より化成品分類番号「96」(有害性物質、毒性のあるもの)が標記された。 車体色は黒色、寸法関係は全長は12,100mm、全幅は2,700mm、全高は3,867mm、台車中心間距離は8,000mm、実容積は34.0m3、自重は16.2t、換算両数は積車5.0、空車1.6であり、台車はベッテンドルフ式のTR41E-12である。 1987年(昭和62年)4月の国鉄分割民営化時には全車(5両)がJR貨物に継承されたが、1989年(平成元年)12月に最後まで在籍した3両(タキ24400 - タキ24402)がタキ23800形(タキ23819 - タキ23821)へ改造され同時に形式消滅となった。
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