ソンバトヘイ - セントゴトハールド線とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ソンバトヘイ - セントゴトハールド線の意味・解説 

ソンバトヘイ - セントゴトハールド線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/29 03:41 UTC 版)

ソンバトヘイ - セントゴトハールド線
基本情報
 ハンガリー
所在地 ヴァシュ県
起点 ソンバトヘイ駅
終点 セントゴトハールド駅
駅数 11駅
路線番号 21
路線諸元
路線距離 53.3 km
軌間 1435 mm
線路数 単線
電化区間 全区間
電化方式 25 kV / 50 Hz(交流
架空電車線方式
最高速度 120 km/h
テンプレートを表示

ソンバトヘイ - セントゴトハールド線ハンガリー語: Szombathely–Szentgotthárd-vasútvonal)は、ハンガリー国鉄鉄道線の名称である。路線番号は21

停車場・施設・接続路線
S-Sz線H-Sz線Sz-Sz線
ソンバトヘイ - ケーセグ線 ケーセグ方面
旧ピンカ谷線
117.1 ソンバトヘイ
118.7 Szombathely-Rendező
ソンバトヘイ - ナジカニジャ線 ナジカニジャ方面
121.7 ソンバトヘイ・ソェーロェーシュ
125.7 ヤーク・バログニョム
134.2 エジハーザスラードーツ
143.1 コェルメンド
コェルメンド - ツァラロェヴォェー線
旧ギュシング線
147.1 ホルヴァートナーダルヤ
152.0 チャーカーニドロスロー
157.6 ラートート
161.5 アルショーロェノェク
167.0 ハリス
168.9 セントゴトハールド
170.454 ハンガリー / オーストリア
171.9 モーガースドルフ
シュタイアー東線

歴史

1850年代中期にコンソーシアム企業はジェール - グラーツ間普通鉄道建設の目的で、グラーツで設立された。1872年9月1日この路線は治安上のおよび技術的な検証を経でセントコットハールト - ジャナファルヴァの国境線区間とともに開通された[1]。その国境は現在ブルゲンラント州シュタイアーマルク州の境界に当たる。

2006年12月ジェール・ショプロン・エーベンフルト鉄道はソンバトヘイ - セントゴットハールト区間の旅客列車の運営権を引き受けた。2009年10月から翌年12月までレールがソンバトヘイ駅から国境まで改修され、電圧25 kV、周波数50 Hzの電車線が完備された。許容速度は60~70 km/hから120 km/hに向上された。レールは軸荷重22.5トンに適合するよう設計されて、電気運転に相応う列車保安装置が採択された。

運行形態

特急と普通について説明する[2]

特急「インターシティ(IC)」

一日3往復の運行。下記2系統が運行している。

  • ドラーヴァ号: ブダペスト - ソンバトヘイ - セントゴトハールド - リュブリャナ
  • ムラ号: ブダペスト - ソンバトヘイ - セントゴトハールド - グラーツ
    両系統が一日1往復ずつ、合計2往復の運行。ソンバトヘイ以東は16号線に、セントゴトハールド以西はオーストリア国鉄530号線に直通する。
    2021年以前は「ラーバ」号の愛称で、一日1往復の運行であった。また、ソンバトヘイ - セントゴトハールド間はケルメンドのみの停車であった。
  • サヴァリア号: ブダペスト - ソンバトヘイ - セントゴトハールド
    21号線では各駅に停車する。ソンバトヘイ以東は16号線に直通する。
    2021年以前は、東行のみ「レープツェ」の愛称名であったが、2021年末に「ラーバ」に、2022年4月に上下とも「サヴァリア」で統一された。

普通

  • ソンバトヘイ - セントゴトハールド
    特急と合わせて、2時間に1本の運行。平日午後は毎時2本運行される時間帯もある。半数弱がソンバトヘイ以北15号線に直通し、ショプロン - ソンバトヘイ - セントゴトハールドの系統で運行する。
    2020年以前は終日1-2時間に1本の運行であった。

駅一覧

以下では、ハンガリー国鉄15号線の駅と営業キロ、停車列車、接続路線などを一覧表で示す。

  • 種別
    • IC:特急
    • S:普通
  • 停車駅
    • 印:全列車停車
    • 印:レープツェ号、サヴァリア号は停車、ラーバ号は通過
    • |印:全列車通過
路線名 駅名 駅間営業キロ 累計営業キロ IC S 接続路線 所在地
21 ソンバトヘイ駅 - 0 15号線16号線17号線18号線20号線 ヴァシュ県 ソンバトヘイ郡
ソンバトヘイ・セーレーシュ駅 4 4  
ヤーク・バログニョム駅 5 9  
エジハーザシュラードーツ駅 8 17   ケルメンド郡
ケルメンド駅 9 26  
ホルヴァートナーダルヤ駅 4 30  
チャーカーニドロスロー駅 5 35  
ラートート駅 5 40   セントゴトハールド郡
アルショーレネク駅 5 45  
ハリシュ駅 7 52  
セントゴトハールド駅 1 53 オーストリア国鉄530号線

参考文献

  • Franz Krauss: Mittheilungen über die Anlage und den Bau der ungarischen Westbahn, Raab–Graz und Stuhlweissenburg–Klein-Zell. In: Wilhelm Tinter (Red.): Zeitschrift des oesterreichischen Ingenieur- und Architekten-Vereins. Heft 6/7, XVII. Jahrgang (1875). Wien 1875, ZDB-ID 2534647-7, S. 114–126. — Volltext online (PDF; 6 MB).
  • Mihály Kubinszky (Hrsg.): Ungarische Lokomotiven und Triebwagen: Akadémiai Kiadó, Budapest 1975, ISBN 963-05-0125-2.(ハンガリー語)

脚注・出典

  1. ^ Volkswirthschaftliche Zeitung. (…) Ungarische Westbahn. In: Das Vaterland, Nr. 239/1872 (XIII. Jahrgang), 1. September 1872, S. 5, Spalte 3 Mitte. (Online bei ANNO)..
  2. ^ 2015-2016. évi vasúti menetrend (ハンガリー語)

「ソンバトヘイ - セントゴトハールド線」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ソンバトヘイ - セントゴトハールド線」の関連用語

ソンバトヘイ - セントゴトハールド線のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ソンバトヘイ - セントゴトハールド線のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのソンバトヘイ - セントゴトハールド線 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS