ソロ活動、ヴェルヴェット・アンダーグラウンド再結成
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「モーリン・タッカー」の記事における「ソロ活動、ヴェルヴェット・アンダーグラウンド再結成」の解説
アリゾナ州フェニックスに住んでいた1980年代初期、サン・シティ・ガールズのアラン・ビショップ(Alan Bishop)と結成した短命のバンド「パリ1942」(Paris 1942)でドラムを演奏している。 1984年にジョージア州ダグラスに移り、ウォルマート社で働きながら家族を養っていたが、1989年に仕事を辞めて友人たちのバンドであるハーフ・ジャパニーズに加わり、欧州ツアーを行っている。 以後、レコーディングとツアー活動を再開し、小規模な独立レーベルから多くのアルバムをリリースしている。自身のバンドのフロント・パーソンとしてボーカル、ギターを担当しており、かつてのVUの仲間であるスターリング・モリソンも加わっていた時期がある。1992年から翌年にかけてのVUの再結成にも参加し、欧州ツアーおよび2枚組アルバム『ライブ1993』の制作に加わった。 自身のプロジェクトにくわえて、ゲストとして多くのレコーディングに参加しており、この中にはハーフ・ジャパニーズの1990年のアルバム『Fire in the Sky』がある。逆に同バンドのギタリスト、ジョン・スラジェット(John Sluggett)はタッカーのレコーディングでドラムを演奏している。ハーフ・ジャパニーズについてのジェフ・フォイヤージーク(Jeff Feuerzeig)によるドキュメンタリー映画『ハーフ・ジャパニーズ - いずれ王者になるバンド』には、タッカーの演奏と長時間にわたるインタビューが収録されている。またマグネット(Magnet)というバンドや、ルー・リード(アルバム『ニューヨーク』)、およびジョン・ケイル(アルバム『ウォーキング・オン・ローカスツ』)のレコーディングにも加わっている。 さらに、1999年にはエキセントリックな人物として知られるインディーズ・ミュージシャン兼小説家チャールズ・ダグラス(アレックス・マコーレーとしても知られる)のアルバム『The Lives of Charles Douglas』でドラムおよびプロデュースを担当した。 1999年から2003年にかけては、ロレット・ヴェルヴェット(Lorette Velvette)およびデイヴ・ソルジャー(Dave Soldier)とともにニューヨークおよびメンフィスで活動するパンクロック〜デルタ・ブルースのフュージョン・バンド「ザ・クロポトキンズ」(The Kropotkins、バンド名の由来はロシアの無政府主義者クロポトキン)にバスドラム、作曲、ボーカルで参加し、アルバム『Five Points Crawl』のレコーディングを行っている。
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