ソナティナ第1番
英語表記/番号 | 出版情報 | |
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デュレ:ソナティナ 第1番 | Première Sonatine Op.36-1 | 作曲年: 1926年 出版年: 1929年 初版出版地/出版社: Heugel |
ミニョーネ:ソナティナ 第1番 | Sonatina No.1 | 作曲年: 1949年 |
モッテンセン:ソナティナ 第1番 | Sonatina No.1 Op.1 | 作曲年: 1943, revised 1948年 |
ペイペル:ソナティナ 第1番 | Sonatina Nr.1 | 作曲年: 1918年 |
カバレフスキー:ソナティナ 第1番 ハ長調
英語表記/番号 | 出版情報 | |
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カバレフスキー:ソナティナ 第1番 ハ長調 | Sonatina No.1 in C major Op.13-1 | 作曲年: 1930年 出版年: 1932年 初版出版地/出版社: Muzgiz |
楽章・曲名 | 演奏時間 | 譜例![]() |
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1 | 第1楽章 Mov.1 Allegro assai e lusingando | 2分30秒 | No Image |
2 | 第2楽章 Mov.2 Andantino | 2分30秒 | No Image |
3 | 第3楽章 Mov.3 Presto | 2分00秒 | No Image |
作品解説
カバレフスキーは、子供のための音楽を多く作曲しており、比較的平易な技巧で、楽しみながら音楽性を養えるものが多い。
2つのソナチネもその一つである。《ソナチネ第1番ハ長調》は、1930年に、《ソナチネ第2番ト短調》は1933年に作曲されている。特に《ソナチネ第1番ハ長調》は軽妙ながら、華やかな雰囲気をもっており、演奏される機会も多い。
しかし、《ソナチネ第2番ト短調》のほうが、より音楽的であることに気づかず、第1番の方ばかりが弾かれ過ぎている、と指摘する声もある。
三楽章からなる。
第1楽章:アレグロ・アッサイ・エ・ルジンガンド
ソナタ形式。呈示部で強奏される和音が華やかな印象を与える。おだやかに奏される第二主題が現れる。展開部では、第一主題と、変形された第二主題が展開され、再現部にすすむ。
第2楽章:アンダンティーノ
二部形式。ロシア民謡の子守唄風の旋律が、優しく歌われる。瞑想的な雰囲気をもった曲。
第3楽章:プレスト
ソナタ形式にのっているが、極めて規模の小さいもの。第一主題の楽句が、全体を通してきかれる。タランテラ調の第二主題、短い推移部を経て、展開部へ。ここでは主に第一主題の展開がおこなわれ、再現部へすすみ、コーダへむかう。
「ソナティナ 第1番」の例文・使い方・用例・文例
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