ハイドン:ソナタ 第36番(ウィーン原典版番号) ハ長調
英語表記/番号 | 出版情報 | |
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ハイドン:ソナタ 第36番(ウィーン原典版番号) ハ長調 | Sonate für Klavier Nr.36 C-Dur Hob.XVI:21 op.13-1 | 作曲年: 1773年 出版年: 1774年 初版出版地/出版社: Kurzböck |
作品解説
1773年に作曲され、エステルハージ侯ニコラウスに献呈された6曲から成る作品13のピアノ・ソナタ(Hob. XVI/21-26)の1曲目で、全3楽章から成る。
第1楽章のハ長調は、アレグロの4分の2拍子。この楽章を開始するメロディーは、通奏低音のようなはっきりとした低音に伴われる。スキップのようなリズムが特徴的である。展開部(第58小節~)では、冒頭の主題がト長調で提示されることにより開始する。再現部(第96小節~)は、ほぼ忠実に提示部が再現される。
第2楽章はアダージョの4分の3拍子で、第1楽章の下属調にあたるヘ長調による。第1楽章が上行形のメロディーで開始したのに対し、この楽章は主和音の第3音から主音へと向かう下降音形のメロディーで開始する。3部形式で書かれており、中間部(第29小節~)の11小節間は、半音階的な音の動きが特徴的である。楽章全体を通して、第3拍目に音の数が多く置かれることが多い。とりわけ、時折見られる装飾的楽句はこの楽章に優雅さをもたらしている。
第3楽章のフィナーレはプレストで、ハ長調の8分の3拍子で書かれている。ロンド形式に近い形をとっているが、冒頭のロンド主題を再現する際に、平行調にあたるイ短調で擬似再現(第68小節~)した後に、主調で再現しているところなどが際立っている。この楽章も下降音形によるメロディーで開始する。
「ソナタ 第36番 ハ長調」の例文・使い方・用例・文例
- 彼女はソナタ形式の曲をひいた
- ニ長調ソナタ
- ホ短調のソナタ
- このソナタの通奏低音部はオルガンによって演奏される。
- 「冬のソナタ」を例に挙げるまでもなく、いまや時ならぬ韓流ブームである。
- 彼女はソナタを演奏した。
- ソナタを一曲弾いてあげよう。
- 彼は自作のピアノソナタを演奏した.
- ソナタ形式の音楽作品.
- 興味深いことには, 彼がそのソナタを作曲した時わずか 7 歳でした.
- (ピアノで)ソナタを弾く.
- 彼女はそのピアノソナタを見事に演奏した.
- バッハの無伴奏チェロソナタ.
- むずかしいリストのソナタを弾きこなすなんてその少年は只者ではないといえよう.
- 『クロイツェル・ソナタ』 をただひとつの例外として, トルストイの作品は皆非常な歓迎を受けた.
- 少年はバイオリンソナタを見事に演奏した
- 技術的に完全であるが、乾燥したソナタの演奏
- その作品の最後のソナタ
- ソナタの人並みの演奏
- ピアニストはソナタで最も美しい一節を、スラーを付けて演奏した
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