チマローザ:ソナタ 第45番 イ長調
英語表記/番号 | 出版情報 | |
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チマローザ:ソナタ 第45番 イ長調 | Sonata No.45 in A major |
ハイドン:ソナタ 第45番(ウィーン原典版番号) イ長調
英語表記/番号 | 出版情報 | |
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ハイドン:ソナタ 第45番(ウィーン原典版番号) イ長調 | Sonate für Klavier Nr.45 A-Dur Hob.XVI:30 op.14-4 | 作曲年: -1776年 出版年: 1778年 初版出版地/出版社: Hummel |
作品解説
1774-1776年に作曲された。全2楽章から成る。
第1楽章のイ長調はアレグロの4分の2拍子。提示部の終結近くには、左右のユニゾンによる部分がある。展開部(第61小節~)ではまず第1主題が扱われる。また、提示部に見られた左右のユニゾンによる部分へは、フェルマータを経て続く。一方、再現部(第109小節~)では、左右のユニゾンによる部分の後にフェルマータを経て、4分の3拍子のアダージョによるコーダが奏される。このように、1つの楽章で拍子を変化させることは、ハイドンのピアノ・ソナタにおいては大胆な手法であると言える。
第2楽章は、テンポ・ディ・メヌエットで第1楽章と同じイ長調による。変奏曲の形で書かれており、全16小節の主題と6つの変奏から成る。尚、この楽章と前の楽章とは終止線ではなく複縦線で区切られており、小節番号も2つの楽章を通してふられている。従って、第1楽章のコーダにおける4分の3拍子への変化は、この楽章を予備するものであったと考えられる。主題は、メロディーにカンタービレと指示されており、各々8小節の前半と後半から成る。第1変奏では、右手のこのメロディーが主としてリズム変奏される。第2変奏では、左手の上声にメロディーが移る。第3変奏では、メロディーが右手に戻るが、左右共に音階的な音の動きに基づいており、メロディーの原形の輪郭がかなり変わっていると言える。第4変奏は3声で書かれており、メロディーの原型は主として右手の上声ないしは下声に見られる。第5変奏では、メロディーがアルペジオで扱われる。そして、締めくくりの第6変奏では、主題の前半と後半が各々2回ずつ提示され、先立つ変奏よりも、主題の輪郭に近い形で再現される。
「ソナタ 第45番 イ長調」の例文・使い方・用例・文例
- 彼女はソナタ形式の曲をひいた
- ニ長調ソナタ
- ホ短調のソナタ
- このソナタの通奏低音部はオルガンによって演奏される。
- 「冬のソナタ」を例に挙げるまでもなく、いまや時ならぬ韓流ブームである。
- 彼女はソナタを演奏した。
- ソナタを一曲弾いてあげよう。
- 彼は自作のピアノソナタを演奏した.
- ソナタ形式の音楽作品.
- 興味深いことには, 彼がそのソナタを作曲した時わずか 7 歳でした.
- (ピアノで)ソナタを弾く.
- 彼女はそのピアノソナタを見事に演奏した.
- バッハの無伴奏チェロソナタ.
- むずかしいリストのソナタを弾きこなすなんてその少年は只者ではないといえよう.
- 『クロイツェル・ソナタ』 をただひとつの例外として, トルストイの作品は皆非常な歓迎を受けた.
- 少年はバイオリンソナタを見事に演奏した
- 技術的に完全であるが、乾燥したソナタの演奏
- その作品の最後のソナタ
- ソナタの人並みの演奏
- ピアニストはソナタで最も美しい一節を、スラーを付けて演奏した
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