ゼット船隊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 02:19 UTC 版)
キャプテン・ゼロ 原語版:ショーン・バレット 日本語版:塚田正昭 ゼット船隊の隊長。姿を現さないで、事務所のメガホン型のスピーカーから柄の悪い口調でタッグスに指示を出す。キャプテン・スターとはしばしば対立しているが、港で重大な事件が起きたときは協力している。 1.ゾラン 原語版:クリス・タロック 日本語版:小関一 ゼット船隊のリーダー格のタッグス。頭こそ切れるが、その知恵をまともな事に使う事はほとんどなく、真面目に仕事をするよりもライバルのスター船隊の足を引っ張って邪魔する事が大好き。そのため、ゼットの仲間たち以外の者からの信頼は薄く、トラブルエピソードも数多くある。それでも仕事は本人なりに出来ており、危険物運搬の仕事をゼット船隊全員でするときは、彼がいつも監督を務めている。顔のモデルはイギリスのコメディアン、テリー・トーマス。原語版で声優を務めるクリス・タロックは本作のキャラクターデザインを担当したアニメーターである。 2.ゼベデー 原語版:ショーン・バレット 日本語版:石井康嗣 ゼット船隊のタッグスで、ゾランのパシリ的存在。普段はゼットの仲間と一緒になってスター船隊に嫌味を言うが、本質的には穏やかで根っからの悪ではない。ジョニー・キューバに脅迫された際はやむなく命令に従うも、自ら進んでスターのタッグスを助けるなど、良心的で優しい一面もある。ゼット船隊では1番の力持ちで、高くて重い櫓や大量に荷物を積んだ艀を一度に4台運べる程である。 3.ザク 原語版:ショウン・プレンダーガスト 日本語版:梅津秀行 ゼット船隊の中では一番頭が良さそうなタッグスで、ゾランの弟分。やや捻くれたところがあり、ゼベデーにしか心を開かない。見かけの通り賢く、頭の回転が速い。しかし、その割にはあまり知恵を働かせず、普段は当てずっぽうな事しか言わない。また、行動する際は大抵周りに合わせることが多く、面倒なことは他人任せにしてゼベデー以外には自己主張をしないなど、極度の面倒臭がり屋でもある。顔のモデルはルーマニア生まれのアメリカの俳優、エドワード・G・ロビンソン。 4.ズグ 原語版:ナイジェル・アンソニー 日本語版:荒川太郎 ゼット船隊の下っ端のスイッチャータッグス。チビで少々セコい部分がある。ジップと行動を共にする事が多い。危険物運搬の仕事にはあまり参加しないが、ブーマーがゼット船隊に加わった際にはジップと共に仕事を教え、弾薬の運搬をしていた。ゼット船隊の中では珍しく気弱な性格で、ジップ以外のゼットのタッグス(特にゾラン)のパシリにされるなど、一番不遇な立場に立たされる事が多い。原語版の声と顔のモデルはハンガリー生まれのアメリカの俳優、ピーター・ローレ。 5.ジップ 原語版:ジョン・バッデリー 日本語版:江原正士 少し鈍いゼット船隊のタッグスで、ズグと同じく下っ端のスイッチャー。間延びした特徴的な喋りが鬱陶しく(「ぶきっちょなウォリアー」のみ、はきはきと喋っている)、しばしば煙たがられる。ズグと行動を共にする事が多い。ズグと同様、セコい部分があるが、困っている人は放っておけない性格で、「ぶきっちょなウォリアー」では、倒れそうなイージー・ゴメスを助けるテンセンツを手伝おうとした。
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