セルカルボニウム【セルカルボニウム】(観賞樹)
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登録番号 | 第7018号 |
登録年月日 | 1998年 10月 29日 | |
農林水産植物の種類 | ばら | |
登録品種の名称及びその読み | セルカルボニウム よみ:セルカルボニウム |
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品種登録の有効期限 | 18 年 | |
育成者権の消滅日 | 2000年 10月 30日 | |
品種登録者の名称 | テラ ニグラ社 | |
品種登録者の住所 | オランダ王国 1424 PA デ クワケル,イエペンラーン 48 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | ペートルス エギディウス ブーレージ | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,無名実生種に「ティネケ」を交配して育成されたものであり,花房の形は単花咲,花はピンク白色で半剣弁,整形咲,中香の中輪となる切花向きの品種である。 樹形及び株立は普通,樹高はやや高性である。開花枝の太さは中,新しょうの色は青銅,開花後の枝の色は濃緑である。とげの曲性は下向き,形はオームのくちばし形,長さは中,基部の幅は普通,色は淡緑,数は幹の部分及び花枝の基部は中,中央部は少,花首はほとんど無である。小葉の枚数は5枚以下,本葉の長さはやや短,幅は普通である。展開直後の若葉の色は青銅,光沢は半光沢,成熟葉の色は濃緑,光沢は半光沢,葉肉の厚さ及び硬さは普通である。花房の形は単花咲,蕾の形はつぼ形である。花形は整形咲,花の大きさは中輪,高さはやや高,花弁表側の色はピンク白(JHS カラーチャート1001),裏側の色は淡黄ピンク(同1301)である。花弁の光沢は普通,花色の移行性は難,花弁の形は半剣弁,花弁一枚の形は円形先端丸形,花弁の厚さ及び硬さは普通,数は40~59枚である。花の香りは中香,開花時期は普通である。 「ポールスピンク」と比較して,とげの形がオームのくちばし形であること,花弁表側の色がピンク白であること,花弁の形が半剣弁であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,1988年に育成者の温室(オランダ王国)において,無名実生種に「ティネケ」を交配し,その実生の中から選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を持続し,1991年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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