セルカルシウム【セルカルシウム】(観賞樹)
![]() |
登録番号 | 第7017号 |
登録年月日 | 1998年 10月 29日 | |
農林水産植物の種類 | ばら | |
登録品種の名称及びその読み | セルカルシウム よみ:セルカルシウム |
|
品種登録の有効期限 | 18 年 | |
育成者権の消滅日 | 1999年 11月 1日 | |
品種登録者の名称 | テラ ニグラ社 | |
品種登録者の住所 | オランダ王国 1424 PA デ クワケル,イエペンラーン 48 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | ペートルス エギディウス ブーレージ | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,無名実生種に「プレジデント スージー」を交配して育成されたものであり,花房の形は単花咲,花は鮮ピンク色で半剣弁,整形咲,かなり微香のやや小輪となる切花向きの品種である。 樹形はやや直立性,株立は普通,樹高はやや高性である。開花枝の太さは中,新しょうの色は赤紫,開花後の枝の色は濃緑である。とげの曲性は下向き,形は上下部えぐれ形,長さは極短,基部の幅は極狭,色は青銅,数は幹の部分,花枝の基部,中央部及び花首ともほとんど無である。小葉の枚数は5枚以下,本葉の長さは普通,幅はやや広である。展開直後の若葉の色は赤紫,光沢は半光沢,成熟葉の色は濃緑,光沢は半光沢,葉肉の厚さは薄,硬さは柔である。花房の形は単花咲,蕾の形はつぼ形である。花形は整形咲,花の大きさはやや小輪,高さは中位,花弁表側の色は鮮ピンク(JHS カラーチャート0404),裏側の色はピンク(同0403)である。花弁の光沢は普通,花色の移行性は難,花弁の形は半剣弁,花弁一枚の形は広楕円形先端尖形,花弁の厚さは普通,硬さはやや柔,数は25~29枚である。花の香りはかなり微香,開花時期は普通である。 「マリーナ」と比較して,とげの数が幹の部分,花枝の基部及び中央部で少ないこと,花弁表側の色が鮮ピンクであること,花弁数が少ないこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,1987年に育成者の温室(オランダ王国)において,無名実生種に「プレジデント スージー」を交配し,その実生の中から選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,1990年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
セルカルシウムと同じ種類の言葉
- セルカルシウムのページへのリンク