酢酸カルシウムとは? わかりやすく解説

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さくさん‐カルシウム【酢酸カルシウム】

読み方:さくさんかるしうむ

水酸化カルシウム酢酸作用させて作る白色粉末酢酸アセトン製造織物捺染剤(なっせんざい)、なめしなどに使用化学式CaCH3COO2


酢酸カルシウム

分子式C4H6CaO4
その他の名称酢酸石灰、グレイアセタート、ブラウンアセタート、カルシウムアセタート、Gray acetateLime acetateBrown acetateCalcium acetateDi(acetic acid)calcium、ライムアセタート、ライムピロリグニット、ソルボ-カルシオン、ライムピロリグナイト、テルトザン、Sorbo-Calcion、Lime pyrolignite、Teltozan、リムピロリグニット、Diacetic acid calcium salt、サノパン、Sanopan、酢酸カルシウム
体系名:二酢酸カルシウム


酢酸カルシウム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/21 15:29 UTC 版)

酢酸カルシウム

酢酸カルシウム結晶
識別情報
略称 Ca(OAc)2
CAS登録番号 62-54-4 , 5743-26-0 (monohydrate) 
PubChem 6116
ChemSpider 5890 
UNII Y882YXF34X , 7ZA48GIM5H (monohydrate) 
EC番号 269-613-0
E番号 E263 (防腐剤)
DrugBank DB00258
KEGG D00931 
ChEBI
ChEMBL CHEMBL1200800 
RTECS番号 AF7525000
バイルシュタイン 3692527
Gmelin参照 22320
特性
化学式 C4H6CaO4
モル質量 158.17 g mol−1
外観 白色の固体
吸湿性
匂い わずかな酢酸臭
密度 1.509 g/cm3
融点

160 °C, 433 K, 320 °F [2](decomposition to CaCO3 + acetone)

への溶解度 37.4 g/100 mL (0 °C)
34.7 g/100 mL (20 °C)
29.7 g/100 mL (100 °C)
溶解度 メタノールにやや溶けにくい、
アセトン、エタノール、ベンゼン、ヒドラジンに溶けない
酸解離定数 pKa ca. 0.7
磁化率 -70.7·10−6 cm3/mol
屈折率 (nD) 1.55
危険性
NFPA 704
1
1
0
発火点 680 - 730 °C (1,256 - 1,346 °F; 953 - 1,003 K)
半数致死量 LD50 4280 mg/kg (経口、ラット)
関連する物質
その他の陽イオン 酢酸マグネシウム
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

酢酸カルシウム(さくさんカルシウム、: calcium acetate)は、酢酸カルシウムCAS登録番号は [5743-26-0]。無水物と一水和物がよく知られるが、無水物は吸湿性が強いため、通常取り扱われるのは一水和物である。一水和物はわずかに吸湿性がある白色の結晶あるいは結晶性粉末で、無臭またはわずかな酢酸臭がある。水に易溶、エタノールに難溶。

製造法

酢酸カルシウムは、炭酸カルシウム(卵殻、または石灰岩や大理石などの一般的な炭酸塩岩に含まれる)または水酸化カルシウム酢酸を入れると出来る、この性質を利用して木酢液から酢酸を分離する為の中間物質として作られる場合もある。

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