セイワトソン【セイワトソン】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第10810号 |
登録年月日 | 2002年 11月 14日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | セイワトソン よみ:セイワトソン |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 有限会社精興園 | |
品種登録者の住所 | 広島県福山市新市町大字金丸789番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 山手義彦 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、出願者所有の無名品種に白色スプレイ系混合花粉を交配して育成されたものであり、花は黄白色の中輪で、切花向きの品種である。草型は直立性、草性は高性、開花時の草丈はやや高である。茎の太さはやや細、色は緑、強さ、中空の程度、摘心後の分枝性及び側らいの発生程度は中、節間長は長である。葉身長はやや長、葉幅はやや広、葉の縦横比及び葉柄の長さは中、先端部の形は尖、一次欠刻、表面の色、裏面の色、毛じの多少及び光沢度は中、厚さはやや薄、硬さは中、葉柄の着生角度は上向き、たく葉の有無は殆どの葉に付着、形は深裂せず、大きさは小、分布状態は主として両側に付着するである。花房の形は円筒形、花の大きさは中、厚みはやや低、舌状花の重ねは2~4列、舌状花数はかなり少である。管状花部の直径は小、管状花数は中、分布は集中、長さは小である。花弁の形は平弁、先端の形は丸い、花弁の長さはやや小、幅はやや狭、外花弁の表面及び裏面の色は黄白(JHS カラーチャート2501)、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁の角度は平、花盤の色は緑、花たくの形は盛り上がった円錐状、大きさ及び総ほうの大きさはかなり小、花首の太さは細、長さは極短、生態分類型は秋ギク、開花の早晩性はやや晩である。「セイピレネー」と比較して、葉の先端部の形が尖ること、花盤の色が緑であること等で、「セイルイーゼ」と比較して、花弁先端の形が丸いこと、花盤の色が緑であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成7年に出願者のほ場(広島県芦品郡新市町)において、出願者所有の無名品種に白色スプレイ系混合花粉を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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