セイポルカ【セイポルカ】(草花類)
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登録番号 | 第12532号 |
登録年月日 | 2004年 12月 8日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | セイポルカ よみ:セイポルカ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2004年 12月 8日 | |
品種登録者の名称 | 有限会社精興園 | |
品種登録者の住所 | 広島県福山市新市町大字金丸789番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 山手義彦 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「ララ」に秋系ポンポン咲スプレイギクを交配して育成されたものであり、花は紫ピンク色の小輪で切花向きの品種である。草型は直立性、草性は高性、開花時の草丈は中である。茎の太さはかなり細、色は緑、強さは中、中空の程度は無、摘心後の分枝性は中、側らいの発生程度は多、節間長は中である。葉身長及び葉幅は中、葉の縦横比はやや大、葉柄の長さは中、一次欠刻は深、葉裂片縁部の重なりの程度は平行する、表面の色は濃、裏面の色及び毛じの多少は中、光沢度はやや強、厚さはやや薄、硬さは中、葉柄の着生角度は上向き、たく葉の有無は殆どの葉に付着、形は深裂せず、大きさはやや小、分布状態は主として両側に付着するである。花房の形は円錐形、花の大きさは小、厚みはかなり低、舌状花の重ねは5列以上で露心しない、舌状花数はやや多、管状花数はかなり少、分布は集中、長さは極小である。花弁の形はさじ弁、先端の形は丸い、花弁の長さは小、幅はかなり狭、外花弁の表面の色は紫ピンク(JHS カラーチャート8903)、裏面の色は淡紫ピンク(同8902)、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁の角度は平、花の中心部の色は外弁と同色、花たくの形は盛り上がったドーム状、大きさはかなり小、総ほうの大きさは小、花首の太さは極細、長さはやや短、生態分類型は秋ギク、開花の早晩性は中である。「セイポコ」と比較して、花弁の形がさじ弁であること、外花弁の表面の色が紫ピンクであること等で、「セイベベ」と比較して、葉裂片縁部の重なりの程度が平行すること、花弁の形がさじ弁であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成8年に出願者のほ場(広島県福山市)において、「ララ」に秋系ポンポン咲スプレイギクを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「ポルカ」であった。 |
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