精興の久【セイコウノヒサシ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第12493号 |
登録年月日 | 2004年 12月 8日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | 精興の久 よみ:セイコウノヒサシ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 有限会社精興園 | |
品種登録者の住所 | 広島県福山市新市町大字金丸789番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 山手義彦 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「精興の空」に秋系輪ギクを交配して育成されたものであり、花は黄白色のかなり大輪で切花向きの品種である。草型は直立性、草性は高性、開花時の草丈はやや高である。茎の太さは太、色は緑、強さは中、中空の程度及び側らいの発生程度は無、節間長はかなり短である。葉身長はやや長、葉幅は中、葉の縦横比はやや大、葉柄の長さは短、葉の基部の形は平、一次欠刻はやや深、葉の表面の色は濃、裏面の色、毛じの多少及び光沢度は中、厚さはやや薄、硬さは軟、葉柄の着生角度は上向き、たく葉の有無は殆どの葉に付着、形は2深裂、大きさは中、分布状態は主として両側に付着するである。花の大きさはかなり大、厚みは高、舌状花の重ねは5列以上で露心しない、舌状花数は多、管状花数は極少、管状花の分布は散在、長さは小である。花弁の形は舟底弁、先端の形は尖る、花弁の長さは大、幅はやや狭、外花弁の表面の色は黄白(JHS カラーチャート2701)、裏面の色は黄白(同2902)、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁の角度は平、花の中心部の色は外弁と異なり黄緑色、花たくの形は盛り上がったドーム状、大きさはやや大、総ほうの大きさは大、花首の太さは太、長さはかなり短、生態分類型は秋ギク、開花の早晩性はやや早である。「精興の望」と比較して、葉の基部の形が平であること、たく葉の形が2深裂であること等で、「寒精雪」と比較して、葉の基部の形が平であること、外花弁の角度が平であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成10年に出願者のほ場(広島県福山市)において、「精興の空」に秋系輪ギクを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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