精興の朋【セイコウノトモ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第4021号 |
登録年月日 | 1994年 3月 23日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | 精興の朋 よみ:セイコウノトモ |
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品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 1997年 3月 24日 | |
品種登録者の名称 | 有限会社精興園 | |
品種登録者の住所 | 広島県芦品郡新市町大字金丸789番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 山手義彦 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「北狐」に「桂林」を交配し,選抜,育成されたものであり,花は一輪仕立ての黄白色で切花向きの大輪花である。 草型は直立性,草性は高性,主たる仕立は一輪仕立て,開花時の草丈は高である。 茎の太さは8.0mm以上,色は緑,強さは強,縦じわは中,稲妻型屈曲は無,節間長は 10~19mmである。葉身長は75~99mm,幅は50~74mm,基部の形はやや凹型,先端部分 の形は尖る,葉の二次欠刻の程度はやや低,葉裂片縁部の重なりは重なる,葉の表面 及び裏面の色は緑,厚さは中,たく葉は全体的にあり,分布状態は主に両側,形は2深裂する,大きさは中である。つぼみの形は平,花の大きさは110~149mm,舌状花の 重ねは5列以上で露心しない,舌状花数は200~399である。管状花数は10~49,分布 は集中,全長は5.0mm未満である。花弁の形は舟底弁,先端の形は丸い,外花弁の反り方は平,内花弁の反り方は内曲,花弁の長さは50~69mm,幅は15.0~19.9mm,外花弁の表面の色は黄白(JHS カラーチャート 3101),外花弁の角度は平である。花たくの形は盛り上がったドーム状,総ほうの大きさは30~49mm,総ほう部から花頂部までの高さは 30~39mm,花首の長さは30~39mm,季咲きの開花期は秋で,育成地(広島県芦品郡新市町)における自然開花期は10月上旬である。 「寒精雪」と比較して,管状花の分布が集中していること,外花弁の反り方が平であること,花たくの形が盛り上がったドーム状であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,出願者のほ場(広島県芦品郡新市町)において,昭和63年,「北狐」に「桂林」を交配して得られた実生の中から選抜したものであり,以後,増殖を行いながら特性調査を継続し,平成2年,その特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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