精興の旅【セイコウノタビ】(草花類)
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登録番号 | 第14945号 |
登録年月日 | 2007年 3月 2日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | 精興の旅 よみ:セイコウノタビ |
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品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 有限会社精興園 | |
品種登録者の住所 | 広島県福山市新市町大字金丸789番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 山手義彦 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「万陽」に10月咲黄色系輪ギクを交配して育成されたものであり、花は明緑黄色のやや大輪で切花向きの品種である。開花時の草丈は中、節間長はやや短、茎の太さは中、色は緑である。たく葉の大きさは小、葉の着き方は上向き、葉長、葉幅、葉の縦横比及び光沢は中、一次欠刻の深さはやや深、基部の形は凹、表面の色は濃である。側らいの数はやや多、舌状花の重ねは八重、花の大きさはやや大、厚みは中、花首の長さはかなり短、花たくの形は平らなドーム状である。舌状花の多少は中、向きは水平、主要な形は舟底弁、花筒部の長さはかなり短である。外花弁の長さはやや長、幅はやや狭、花弁先端の形は丸、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁及び内花弁の表面の色は明緑黄(JHS カラーチャート2705)、裏面の色は明緑黄(同2704)である。管状花の花冠の深裂の程度は中である。生態分類型は秋、開花の早晩性は中である。「精興の秋」と比較して、たく葉が小さいこと、外花弁表面の色が明緑黄であること等で、「精興光玉」と比較して、舌状花の主要な形が舟底弁であること、外花弁表面の色が明緑黄であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成9年に出願者のほ場(広島県福山市)において、「万陽」に10月咲黄色系輪ギクを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、14年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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