精興高砂【セイコウタカサゴ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第12486号 |
登録年月日 | 2004年 12月 8日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | 精興高砂 よみ:セイコウタカサゴ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2005年 12月 9日 | |
品種登録者の名称 | 有限会社精興園 | |
品種登録者の住所 | 広島県福山市新市町大字金丸789番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 山手義彦 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「精興の秋」に秋系輪ギクを交配して育成されたものであり、花は明黄色のかなり大輪で切花向きの品種である。草型は直立性、草性は高性、開花時の草丈は高である。茎の太さは中、色は緑、強さ、中空の程度及び摘心後の分枝性は中、側らいの発生程度は少、節間長はやや短である。葉身長、葉幅及び葉の縦横比は中、葉柄の長さは長、一次欠刻は中、表面及び裏面の色は濃、毛じの多少は中、光沢度は強、厚さはやや薄、硬さは中、葉柄の着生角度は上向き、たく葉の有無は殆どの葉に付着、形は2深裂、大きさは大、分布状態は主として両側に付着するである。花の大きさはかなり大、厚みは中、舌状花の重ねは5列以上で採花適期に露心する、舌状花数はやや多、管状花部の直径は小、管状花数は中、分布は集中、長さはやや大である。花弁の形は舟底弁及び管弁Ⅰ、先端の形は尖る、花弁の長さは大、幅はやや広、外花弁の表面の色は明黄(JHS カラーチャート2506)、裏面の色は明緑黄(同2704)、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁の角度は平、花の中心部の色は外弁と同色、花盤の色は黄緑、花たくの形は盛り上がったドーム状、大きさは中、総ほうの大きさはやや大、花首の太さは中、長さは極短、生態分類型は秋ギク、開花の早晩性はやや晩である。「昇月」と比較して、たく葉が殆どの葉に付着すること、花弁の形が舟底弁及びさじ弁であること、外花弁の表面の色が明黄であること等で、「精興の宝」と比較して、葉柄が長いこと、花弁の幅が広いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成9年に出願者のほ場(広島県福山市)において、「精興の秋」に秋系輪ギクを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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