精興の宝【セイコウノタカラ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第11269号 |
登録年月日 | 2003年 3月 26日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | 精興の宝 よみ:セイコウノタカラ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 有限会社精興園 | |
品種登録者の住所 | 広島県福山市新市町大字金丸789番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 山手義彦 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「精興光玉」に黄色八重咲系混合花粉を交配して育成されたものであり、花は鮮黄色の大輪で切花向きの品種である。草型は直立性、草性は高性、開花時の草丈は高である。茎の太さはやや太、色は赤紫、強さは中、中空の程度は無、摘心後の分枝性は中、側らいの発生程度は少、節間長は短である。葉身長及び葉幅は中、葉の縦横比はやや小、葉柄の長さは短、一次欠刻はやや深、表面の色、裏面の色、毛じの多少及び光沢度は中、厚さは厚、硬さは中、葉柄の着生角度は上向き、たく葉の有無は殆どの葉に付着、形は2深裂、大きさは大、分布状態は主として両側に付着するである。花の大きさは大、厚みは中、舌状花の重ねは5列以上で露心しない、舌状花数は中である。管状花数は極少、分布は散在、長さはやや小である。花弁の形は舟底弁及び管弁Ⅰ、先端の形は尖る、花弁の長さはやや大、幅はやや狭、外花弁の表面の色は鮮黄(JHS カラーチャート2507)、裏面の色は明黄(同2505)、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁の角度は平、花の中心部の色は外弁と同色、花たくの形は平らなドーム状、大きさ及び総ほうの大きさはやや大、花首の太さはやや太、長さは短、生態分類型は秋ギク、開花の早晩性は中である。「精興光玉」と比較して、葉柄が短いこと、たく葉の形が2深裂であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成8年に出願者のほ場(広島県芦品郡新市町)において、「精興光玉」に黄色八重咲系混合花粉を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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