スノーショウヘキナン【スノーショウヘキナン】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第4223号 |
登録年月日 | 1994年 12月 26日 | |
農林水産植物の種類 | デンドロビウム | |
登録品種の名称及びその読み | スノーショウヘキナン よみ:スノーショウヘキナン | |
品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 1997年 12月 27日 | |
品種登録者の名称 | 金原源太郎 | |
品種登録者の住所 | 愛知県碧南市前浜町2丁目37番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 金原源太郎 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「サギムスメ」に「ユキダルマキング」を交配した実生から選抜,育成されたものであり,花色は黄白の地色に鮮赤味紫の爪紅が入り,リップは単純型の鉢植え向きの品種である。 草型の大きさは中,草姿は立型,ぎ球茎の正面の形は狭長方形,横断面の形は扁円形,高さは20~35㎝,長径は11~20㎜である。葉の全体の形は線状長楕円形,先端の形は不等鈍形,横断面の形は浅いV字,向きは斜上,長さは91~120 ㎜,幅は21~30㎜,数は11~15枚である。開花ぎ球茎の齢は1~2年生,優先着花部位はⅢ型,花序は総状, 1花茎の花数は2,花茎の太さは 3.1~ 4.0㎜,長さは10mm以下,花茎の色は濃黄緑(JHS カラーチャート3307),向きは斜上,花柄の長さは2.6 ~3.5cm である。花は一重で抱え・平咲,距の長さは 6~10㎜,花の横径は61~80mm,縦径は41~60mmである。ドーサル・セパル正面の形は長楕円形,横断面の形はⅣ型,反転の方向は内反転,横径は21~25㎜,縦径は31~40㎜,ラテラル・セパル正面の形は長楕円状披針形,横断面の形はⅣ形,反転の方向は内反転,横径は16~20mm,縦径は31~40mm,ペタル正面の形は広卵形,横断面の形はⅣ型,反転の方向は平,向きは斜上,横径は21~30mm,縦径は31~40mm,リップ正面形の複雑性は単純型,単純型の正面の形はⅦ形,縦断面の形は平,周縁の波打ちは小,切れ込み及び突起の多少は無,横径は26~30mm,縦径は31~40mmである。ドーサル・セパル及びラテラル・セパルの色は地色が黄白(同2501)で先端部周辺に鮮紫ピンク(同8904)のぼかしが入る,ペタルは地色が黄白(同2501)で鮮赤味紫(同8906)の爪紅が入る,リップは地色が黄白(同2501),内側複色部の色は目が暗紫赤(同9710)で,淡緑黄(同2903)のぼかしと明赤味紫(同8905)の爪紅が入る。花の香りは弱,開花期は冬である。 「スノーショウ・乙女の祈り」と比較して,距の長さが長いこと,ドーサル・セパル及びラテラル・セパルの先端部周辺に鮮紫ピンクのぼかしが入ること,ペタルに鮮赤味紫の爪紅が入ること等で,「浜北・テネシーワルツ」と比較して,葉の幅が狭いこと,花柄の長さが短いこと,ドーサル・セパル,ラテラル・セパル及びペタルの地色が黄白であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,昭和57年に出願者の農場(愛知県碧南市)において,「サギムスメ」に「ユキダルマキング」を交配し,その実生の開花株の中から選抜し,以後,増殖をしながら特性の調査を行い,63年にその特性を確認して育成を完了したものである。 |
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