スズキ・GS750とは? わかりやすく解説

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スズキ・GS750

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/10 08:27 UTC 版)

GS750は、スズキが製造・販売したオートバイである。

スズキ・GS750
基本情報
排気量クラス 大型自動二輪車
エンジン 748 cm3 
内径×行程 / 圧縮比 65 mm × 56.4 mm / 8.7:1
最高出力 68ps/8,500rpm
最大トルク 6.0kg-m/7,000rpm
車両重量 223 kg
      詳細情報
製造国 日本
製造期間 1976年
タイプ
設計統括
デザイン
フレーム ダブルクレードル
全長×全幅×全高 2,225 mm × 855 mm × 1,170 mm
ホイールベース 1,490 mm
最低地上高
シート高 780 mm
燃料供給装置 キャブレター
始動方式
潤滑方式
駆動方式 チェーン
変速機 常時噛合式5段リターン
サスペンション
キャスター / トレール
ブレーキ 油圧式シングルディスク
油圧式ディスク
タイヤサイズ 3.25H-19-4PR
4.00H-18-4PR
最高速度
乗車定員
燃料タンク容量 18 L
燃費 36 km/L
カラーバリエーション
本体価格 48万5千円
備考
先代
後継 GS750Ⅱ(1978年4月)
姉妹車 / OEM GS550/GS400
同クラスの車
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概要

GS750は、スズキとして1955年の「コレダCOX-1」以来の4サイクルモデルとして、1976年11月に発売された[1]

GS750は、カワサキZ750fourに次ぐ2番手の4気筒DOHCを搭載モデルで、出力は2ps低いものの、トルク値では0.3kg-m高い性能であった。また、重量では、Z750(1977年)の245kgに比べて22kgも軽い223kgで、コントロールし易いナナハンとして人気を得た。

1978年4月には、GS750Ⅱとなり、ブレーキ系をトリプル・ディスクにグレードアップ。フロントに244mmφのダブル・ローター+フローティング・キャリパー、リアにはφ255mm+対抗ピストン・キャリパーのトリプルディスクを採用した。また、キャブレターのセッティングを加速重視に変更し、足回りも強化した。

1978年7月には、名称をGS750Eに改称。星型のキャスト・ホイールを装備し、同年12月には最終型となるGS750EⅡが発売された。

派生車種として、1979年に、シャフトドライブ機構を搭載したスポーツ・ツアラーGS750Gが発売。1981年にはGS750GをベースにしたアメリカンのGS750GLが発売された。

参考資料

GS750E (スズキ歴史館展示車両)
  • 『20世紀のアイアンホース達』大洋図書〈ミリオンムック〉、2000年1月5日、251、265、270、273頁。ISBN 4-8130-0150-5 

脚注

  1. ^ 沢井のスズキ「GS750」/『あいつとララバイ』のオートバイを解説!【第20回】”. webオートバイ. 株式会社モーターマガジン社 (2019年12月9日). 2025年4月23日閲覧。

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