シールの素材
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/07 05:34 UTC 版)
悪魔VS天使シールが子供に受け入れられたのは、キャラクター、すくみの構成、そしてシール素材によるものが大きい。同シリーズのシール素材開発および製造は大日本印刷が担当している。種族ごとに異なるシール素材がそれぞれの個性をあらわし、特にプリズム素材はヘッドの希少性を引き立てた。光り輝くホロプリズムタック原反に全て特色のシルク印刷を行っているため、インクの発色が良く好評を博した。このプリズム素材は1弾のスーパーゼウスに始まり悪魔VS天使シールのヘッド素材として定着し、食玩における『当たり』風土を作り上げた。 種族シール素材通称正式名称ヘッド プリズム ホロプリズムタック ホログラム ホログラムフィルムタック 天使 アルミ ホイルタック お守り フィルム 透明フィルムタック 悪魔 紙 紙タック 大日本印刷の技術やノウハウを悪魔VS天使シールに活かすために開発されたのがホログラム素材である。ホログラム素材は、キャッシュカードやクレジットカードの偽造防止を目的として製造していたホログラムフィルムをシール化したものである。初期のホログラム素材は製造工程が複雑でかつ目視裁断が必要だったため、生産スピードが上がらず大量生産は困難を極めた。このホログラム素材は6弾のブラックゼウスに採用され、プリズム同様にヘッド素材として定着した。従来の平面に加え立体的な表現が可能となり悪魔VS天使シールの世界観を広げた。 7弾のヘラクライストは当初、通常と理力増強の2タイプだった。しかし、増産によってシール素材が追いつかなくなり、在庫のあった赤プリズムを使って理力増タイプが生まれた。次に赤プリズムが切れ、緑プリズムが理力減タイプとして追加された。こうしてシール素材の在庫事情により3タイプのヘラクライストが誕生した。理力増強タイプは同じイラストだがインクの塗りによって状態を表現している。理力増タイプは顔の白インクが薄く背景の赤プリズムを透けて見せることで紅潮を表現している。理力減タイプは白インクを2度塗りすることで透けないようにして顔色を悪くする工夫がされている。
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