シークレットカフ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/30 08:07 UTC 版)
「さんま&SMAP!美女と野獣のクリスマススペシャル」の記事における「シークレットカフ」の解説
放送禁止用語やテレビでは絶対に言えないようなことを言う際、さんまやSMAPが「シークレットカフ」と呼ばれるカフのレバーを下ろしてその間の音声を隠すという制度が番組名物となっていた(2003年から2008年を除く)。 このシークレットカフは同局の番組『しゃべくり007』の一企画の「ギリギリ007」の生放送バージョンのときも使用されている(但し、「カフ晋也」という名前となっている)。 番組の演出上、なくてはならない "要" ともいえる名物演出。いたってシンプルなおかつ単純な演出だが、生放送がゆえに放送禁止用語・放送上不適切な発言・極端な個人情報・暴露話などを言いたい、または言わざるを得ない状況時に、設置されているレバー(カフスイッチ)(2002年までは「ナイショ」とカタカナで書かれているプレートも下に設置)をさんまが引くと、ウルトラマンの効果音やサンタクロースと思われる中年男性の歌声から構成されるジングルベル(2002年まではまた違うアレンジのジングルベルのAメロ部分)が放送上に流れ、ゲストを含めた出演者全員とスタッフや観客の笑い声の音声が切れて聞こえなくなるという演出である。ただし、スタジオの状況次第ではSMAPメンバーの誰かがカフを引く時もある(大多数がさんまの暴露話時である)。1999年のみ、全編オールロケでスタジオがなかったため、移動中のロケバス車内に設置されていた。 カフ使用時には「シークレットカフ。危険なトークをしております。しばらくお待ちください」というテロップが画面下部に表示され、危険トーク終了後にさんまがカフを戻したあとにスタジオが爆笑の渦になるという、毎年恒例パターンになっていた。2002年をもって突然廃止されたが、7年後の2009年に復活し、以降ふたたび毎年恒例となっている(さんまもオープニングにおいて、毎年「恒例の(で)カフが~」と言っている)。2011年にユースケ・サンタマリアがトークや舞台の宣伝等で喋ろうとした途端、さんまがいたずらでカフを引かれ過激な内容でも無いのにも関わらずトークを封じ込まれたこともある。しかし、最後の放送となった2015年については例年通りスタジオに設置はされていたものの、使用されなかったうえに番組冒頭での説明・テロップでの表記も行われなかった。カフのある年での未使用となったのは番組開始以来最初で最後となった。
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