秀芳白雪【シュウホウシラユキ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第9229号 |
登録年月日 | 2001年 8月 16日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | 秀芳白雪 よみ:シュウホウシラユキ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2001年 8月 16日 | |
品種登録者の名称 | 山手正則 | |
品種登録者の住所 | 広島県芦品郡新市町大字金丸673番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 山手正則 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「白秀芳」に育成者所有の8月咲白色系混合花粉を交配して育成されたものであり、花は緑白色のやや大輪で、切花向きの品種である。草型は直立性、草性は高性、開花時の草丈は中である。茎の太さはやや細、色は緑、強さは強、中空の程度は中、摘心後の分枝性は多、側らいの発生程度は中、節間長はやや短である。葉身長はやや短、葉幅はやや狭、葉の縦横比は中、葉柄の長さはやや短、葉の一次欠刻は中、葉裂片縁部の重なりの程度は拡がる、表面の色、裏面の色、毛じの多少、光沢度、厚さ及び硬さは中、葉柄の着生角度は上向き、たく葉の有無は殆ど無、形は深裂せず、大きさは小、分布状態は主として片側に付着である。花の大きさはやや大、厚みは中、舌状花の重ねは5列以上で露心しない、舌状花数はやや多である。管状花数はやや少、分布は散在、長さはやや小である。花弁の形は舟底弁、先端の形は丸い、花弁の長さはやや大、幅はやや広、外花弁の表面及び裏面の色は緑白(JHS カラーチャート3501)、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁の角度は上向き、花の中心部の色は外弁と同色、花たくの形は盛り上がったドーム状、大きさはやや小、総ほうの大きさは中、花首の太さはやや細、長さはやや短、生態分類型は夏秋ギク、開花の早晩性は早である。「白秀芳」と比較して、たく葉が殆ど無いこと、花たくの形が盛り上がったドーム状であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成5年に育成者のほ場(広島県芦品郡新市町)において、「白秀芳」に育成者所有の8月咲白色系混合花粉を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、9年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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