シャッターアート
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/22 06:47 UTC 版)
2017年(平成29年)に京都産業大学法学部の京丹後市地域づくり応援隊の学生から提案された企画で、13名の学生が実際に町を歩いて地域活性化策を検討し、「峰山を猫の聖地にしよう」と提言したことをきっかけに、空き店舗が目立つ峰山町中心街で、商店のシャッターに、金刀比羅神社と狛猫をモチーフにした絵が描かれた。第1弾として、金刀比羅神社から北に徒歩3分の工場跡地にある、縦2.3メートル、横4.65メートルの車庫のシャッターに、美術塗装の世界で「現代の名工」と称される荒木俊成がデザインした原案をベースとして、3Dトリックアートの技法を用いて、丹後ちりめんをイメージさせる白地に紺のグラデーションで、金刀比羅神社の鳥居と狛猫を表現した。制作には5日間を要し、提言者の京都産業大学の学生のほか、地元の京都府立峰山高校美術部の生徒も協力した。第3回こまねこまつりで披露される予定であったが、雨天によりセレモニーが中止となり、公開は10月6日に延期された。6日は、公開に先立ち除幕式が行われ、制作にあたった学生らの手で絵を覆っていた幕が外された。 第3回こまねこまつりでは、まつりにあわせて「峰山のまちを良くするための提言」と題したポスターセッションも、学生らによって行われる予定であったが、中止となった。提言ポスターはその後、京丹後市役所峰山市民局のロビーで、公開展示されている。
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