シベリア高気圧
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/23 14:26 UTC 版)
シベリア高気圧(シベリアこうきあつ、英語: Siberian High)は、冬季のシベリアを中心としたユーラシア大陸の広い範囲の地表で発達する、下層が寒冷な背の低い高気圧のことである。この高気圧の強弱は、冬の東アジアの気候に大きな影響を与えている[1]。
- ^ a b 高谷ら 2007, p. 31.
- ^ 2020年12月29日3時の気象庁天気図には、バイカル湖の南西部に1084hPaの高気圧が描かれているが、これは海面更正気圧であり、気圧計による実測値ではない。令和2年12月29日3時の東アジア天気図(気象庁)・シベリア高気圧の中心が1084hPaに 記録的な値、寒気の蓄積を示す(ウェザーニューズ・2020年12月29日7時50分配信)
- ^ https://www.italy24news.com/a/2021/01/weather-possible-new-world-record-for-high-pressure-the-russian-siberian-anticyclone-brings-1094-3hpa-to-mongolia.html
- ^ 高谷ら 2007, p. 32.
- ^ バレンツ海の海氷減少がもたらす北極温暖化と大陸寒冷化―日本の冬の寒さを説明する新たな知見―海洋研究開発機構プレスリリース(2012年2月1日)
- ^ 飯島ら 2016.
- 1 シベリア高気圧とは
- 2 シベリア高気圧の概要
- 3 シベリア高気圧の構造
- 4 関連項目
シベリア高気圧と同じ種類の言葉
Weblioに収録されているすべての辞書からシベリア高気圧を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
全ての辞書からシベリア高気圧を検索
- シベリア高気圧のページへのリンク