ザ・モンキーズ以前
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/05 06:46 UTC 版)
「デイビー・ジョーンズ」の記事における「ザ・モンキーズ以前」の解説
4人姉弟の末っ子として生まれる。幼少時教会の聖歌隊に参加、12歳の時に友人とコンゴ・ボーイズを結成し、ギターを担当する。さまざまな悩みから14歳で学校を退学後、家出する。3か月後、母の死でいったん家に戻ったものの、また再び家出する。機械修理工をする傍ら、体格が小さかったこともあり、マンチェスターのニューマーケット競馬場で見習い騎手の資格を取り、騎手を目指す。しかし父の怪我の知らせを受けて家に戻り、騎手の夢を諦めることになった。 1961年夏、父親を養うために俳優養成所でアルバイトをするようになる。そこで舞台裏の仕事をしているうち、俳優に興味を持つようになった。この頃、友人の勧めもありBBCのラジオドラマ・オーディションを受け、少年犯罪者役を演じる。これがきっかけとなり、やはりBBCの『モーニング・ストーリー』に出演した。 その後、ミュージカル『ピーターパン』や1964年に『オリバー!』のアートフル・ドジャー役などのオーディションに合格して、ミュージカル・タレントとして第一歩を踏んだ。『オリバー!』はアメリカでも公演されることになり、アメリカに渡った彼は引き続きミュージカル『ピックウィック・ペーパー』にも出演することが決定、俳優としてのキャリアを築いていく。またこの頃、コロムビア映画の子会社コルピックス・レコードのタレント・スカウトの目に止まり、レコード歌手としてもデビューすることが決まった。 1965年、ソロアルバム『David Jones』をリリースする。また『ベン・ケーシー』などのドラマにゲスト出演した。また、ビートルズが初めて『エド・サリヴァン・ショー』に出演した回に『オリバー!』のドジャー役として出演し、ソロ・ヴォーカルを披露した。また、業界紙『デイリー・ヴァラエティ』の告知を見てモンキーズのオーディションに参加、ミッキー・ドレンツ、マイク・ネスミス、ピーター・トークらと共にメンバーに選出された。
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