サーモンラブリネル【サーモンラブリネル】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第6692号 |
登録年月日 | 1998年 8月 12日 | |
農林水産植物の種類 | ガーベラ | |
登録品種の名称及びその読み | サーモンラブリネル よみ:サーモンラブリネル |
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品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 2002年 8月 13日 | |
品種登録者の名称 | 高梨健一 | |
品種登録者の住所 | 神奈川県平塚市田村4523番地の3 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 高梨健一 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,出願者のほ場(神奈川県平塚市)において栽培していた「ラブリネル」の中から発見した変異個体から育成されたものであり,花色は鮮ピンクで,花盤の色が黄緑,花形が半八重の切花用の中輪花である。 葉長は長,葉幅は中,葉の切れ込みの程度は深,葉先の角度は鋭角,葉縁の形は凹凸,鋸歯の先端の伸展の程度は小,葉色は緑,葉面の毛じの密度は粗,葉柄長は中,アントシアニンの着色の有無及び程度は無又は微である。花形は半八重,花容はⅡ型,花径は90~109㎜,舌状花弁の表面の色は鮮ピンク(JHS カラーチャート0104),色の分布は均一,覆輪及び縞の有無は無,裏面の色はピンク(同0103),花盤の色は黄緑,舌状花弁の形はⅡ型,断面の形は平,先端の角度は中,弁先の形は突,切れ込み数は2,切れ込みの深さはかなり浅,舌状花弁の長さは50~59㎜,幅は10~14㎜,舌状花数は70以上,総苞の高さ及び直径は中,内部総苞葉の形は垂直,アントシアニンの着色の有無は無,花柱上部及び柱頭の色は白,冠毛の色は黄である。花柄の長さは長,断面の形は楕円,帯化の傾向は無,太さ,強さ及び毛じの密度は中,色は淡緑,基部のアントシアニンの着色の有無と程度は弱,頂部のアントシアニンの着色の有無は有,頂部の総苞片の有無は無である。 「ラブリネル」と比較して,舌状花の色が鮮ピンクであること等で,「テラエシ」と比較して,葉面の凸凹が弱いこと,花盤の色が黄緑であること,総苞葉のアントシアニンの着色がないこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,平成3年に出願者のほ場(神奈川県平塚市)において,栽培していた「ラブリネル」の中から花色の異なる個体を発見,以後,代理人の温室(山梨県北巨摩郡小淵沢町)において増殖を行いながら特性の調査を継続し,6年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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