サーキット便り
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本誌の契約カメラマンである澤田賢志がネット上で個人的に更新を行っていた「けんさわカメラマンのサーキット便り。」(通称「サ便。」)が前身。F1開催地の生の雰囲気を伝える情報源として人気を博し、2005年より本誌公式サイト内に展開場所を移した。 基本的には取材陣の日常を追う形だが、「1998年ブラジルGP、マクラーレンのコックピット内部撮影」「ミシュランタイヤ違反疑惑検証」「フェラーリバージボード疑惑分析」「佐藤琢磨移籍問題フライング事件」など、数々のスクープや技術分析なども行った。「2007年日本GPの混乱への対応」では批判的な意見も多数採用し、話題を呼んだ。疑惑やフライングの際などにはアクセスが集中し、サーバーダウンが起るなどの事象もあった。 澤田が2008年に海外取材からリタイアした後は、他の現地取材者から送られる情報を公式サイト内の「From The PADDOCK」で公開している。また、2010年には澤田の20年間の取材活動をまとめた『けんさわ裏F1記』が出版された。 2020年のF1速報30周年記念号への寄稿をきっかけに、「けんさわ塾復刻版」を連載中。
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