サーキットレースデビュー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/14 19:36 UTC 版)
「トヨタ・ガズー・レーシング・ヨーロッパ」の記事における「サーキットレースデビュー」の解説
詳細は「トヨタ・GT-One TS020」を参照 1990年代後半TTEはWRC活動のかたわら、ル・マン24時間レース等の耐久レースへ参戦するため、トヨタ・GT-One TS020の開発を行った。アンダーソンによると、1996年末にカローラWRCの開発を中止し、ル・マンプロジェクトに取り組むようトヨタ本社から通達されたという。しかし海外営業の猛反対により、WRC復帰とル・マン参戦を並行して進めることになった。1998年と1999年にはル・マン24時間レースに出場し、1999年には土屋圭市/片山右京/鈴木利男の日本人トリオが総合2位(LMGTPクラス優勝)に入ったものの、目標とした総合優勝には届かなかった。実はこのプロジェクトはサーキットレース経験のなかったTMGに、F1に参戦するための経験を積ませるために本社側が企図したものであるが、それがTMG側に伝えられたのは1998年のル・マンが終わってからであった。
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