サーキットドライバー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 09:06 UTC 版)
祖父・父親共に有名なラリー一家に生まれるが、幼稚園から小学生の頃は自転車のBMX競技に熱中していた。12歳の時、父に勧められてレーシングカートに乗り、自宅近くにあったカートショップぶるーとからレースデビュー、以降ジュニアカートで数々の勝利を収めた。2007年には日本代表としてROTAX MAXのグランドファイナル(世界大会)に出場。ジュニアクラスで、日本人初のタイムトライアル、予選でポールポジションを獲得する。同年のマカオカートGPでは、プレファイナルでトップ争い中に接触。決勝では最後尾から25台を抜き去り、YAMAHA CUP総合優勝を達成した。 2008年からはトヨタ・ヤマハの育成スカラシップを獲得し、契約を交わしてヤマハのワークスチームに加入する。ジュニアクラスから最高峰クラスへの3階級特進ながらもデビューラウンドで優勝。アジアパシフィック選手権でもトップ争いを演じ、日本人最高位の4位で終えた。全日本選手権では最終戦まで佐々木大樹と一騎討ちのチャンピオン争いをするも、接触リタイヤしランキングは4位に留まった。 翌2009年には、全日本カート選手権瑞浪大会で2連勝。さらにフォーミュラ・トヨタ・レーシングスクール (FTRS) を受講し、首席で卒業する。 2010年からジュニアフォーミュラにステップアップ。フォーミュラチャレンジ・ジャパン (FCJ) にトヨタ枠から参戦し、デビュー2戦目で3位表彰台に上がる。2011年はFCJで全5勝をあげ、平川亮らを抑えてシリーズチャンピオンに輝いた後、トヨタの若手ドライバー育成プログラム「トヨタ・ヤングドライバーズ・プログラム(TDP)」のドライバーに選ばれる。 2012年は名門Tom'sより全日本F3選手権Nクラスにデビュー、1勝してシリーズランキング3位となった。2013年はTom'sより全日本F3選手権Cクラスに参戦。2勝してシリーズランキングは2位で終えた(チームメイトの中山雄一がチャンピオン)。2014年は第10、14戦にて勝利するも、シリーズ4位となった。
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