サマンサ【サマンサ】(観賞樹)
登録番号 | 第14392号 | |
登録年月日 | 2006年 7月 13日 | |
農林水産植物の種類 | ハイビスカス | |
登録品種の名称及びその読み | サマンサ よみ:サマンサ | |
品種登録の有効期限 | 30 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 大羽康仁 | |
品種登録者の住所 | 愛知県田原市高松町東島40番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 大羽康仁 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「サマーレッド」の変異株であり、花は淡紫ピンク色で花弁基部が暗紅色の平開の半八重咲きで、やや小輪の鉢物向きの品種である。樹皮の亀裂の形は線状、色は茶、枝の粗密は中である。成葉全体の形は心形、葉身先端の形は突形、基部の形は心形2、縁の形は鈍鋸歯、葉身の長さは中、幅はやや広、新葉表面の色は暗緑(JHS カラーチャート3707)、成葉表面の色は暗緑(同3708)、斑の有無は無、新葉表面及び成葉表面の光沢は強、毛は無、葉脈の形は掌状型、葉柄の太さはやや太、長さはやや長、色は緑、托葉の形は線状披針形、長さは中である。花冠の向きは上向き、開き方は平開、タイプは半八重咲き、花弁の重なりは重なる、花冠の長径はやや小である。つぼみの色は濃ピンク(同0413)、単色・複色の別は二色、複色のタイプはバンド、バンド1の色は暗紅(同0110)、2の色は淡紫ピンク(同9202)、脈の明瞭さは明瞭、バンド1の幅は狭、2の幅は広、花弁全体の形は扇型、ねじれはかなり弱、長さはやや短、幅はやや広、数は中、光沢は無である。ずい柱の弁化の有無は無、曲がりはかなり弱、太さ及び長さは中、色のタイプは一色、色は淡紫ピンク(同9202)、先端裂片の数は5裂、花柱枝の色はピンク、毛は無、柱頭の色は紅、花糸の長さは中、色は紫ピンク、やくの色は黄である。花柄上部の形態は曲、太さは太、長さは短、色は暗黄緑(同3508)、花柄下部の太さは中、長さは短、色は暗黄緑(同3508)である。副がく裂片の形は狭披針形、副がくの開放の方向はやや接着、色は緑、がく筒全体の形は鐘形、がく筒の基部から先端までの長さは中、色は緑、がく裂片の形態は鋭形、切れ込みは中裂、毛及び花の香りは無である。「クリスタルピンク」と比較して、葉縁の形が鈍鋸歯であること、花冠のタイプが半八重咲きであること、花弁基部の色が暗紅であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成12年に育成者の温室(愛知県田原市)において、「サマーレッド」の変異株を発見、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、15年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
固有名詞の分類
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