サブジャンルの登場・音楽以外の分野への影響
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 08:47 UTC 版)
「ヴェイパーウェイヴ」の記事における「サブジャンルの登場・音楽以外の分野への影響」の解説
後続のアーティストやレーベルが現れる中、2012年末にSAINT PEPSIが発表した『EMPIRE BUILDING』や『Hit Vibes』などのディスコ・ファンクに傾倒した作品は衝撃を呼び、フューチャーファンク・ヴェイパーブギといったサブジャンルへと派生することになった。また、2013年1月から『#SPF420FEST』と題してネット上でヴェイパーウェイヴの音楽フェスが行われている。 このうち、フューチャーファンクは、日本の80年代シティ・ポップを主なサンプリングネタとしており、日本の80年代シティ・ポップが海外で評価される下地を作った。2020年代に至るも、フューチャーファンク及びシティ・ポップの人気は海外において高まっており、一過性のブームを越えて定着する可能性がある。 また、ヴェイパーウェイヴのジャンルのミュージシャンの一人である猫シCorp.により、ショッピングモールをモチーフとしたモールソフト(Mall Soft)というサブジャンルも作られた。 さらに、ヴェイパーウェイヴは音楽以外の分野にも影響を及ぼし、たとえば2018年に配信開始された『スプラトゥーン2』の有料追加コンテンツ「オクト・エキスパンション」においては、ヴェイパーウェイヴがモチーフとして取り入れられている。 音楽に留まらず、デザインの方法論として世界に広く普及し、先鋭的な感覚を持つ者の間では細く長い人気を示している。 menmeiz(萌妹子,めんめいず)というブランドでも、低解像度の画像を模したピクセルアート,Windowsのクラシックテーマ,彫像などを取り入れている。
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