サイキョー流
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/14 16:41 UTC 版)
ダンが使用する我流の格闘技。漢字表記は「最強流」だが、基本的にカタカナで表記。 剛拳の教えを元にダンなりの改良を加えたものだが、「挑発を重視した格闘スタイル」など技の錬度や実用性に関しては胡散臭い部分が多い。『CAPCOM VS. SNK』シリーズではガイルから「素質を無駄にするスタイル」、鑑恭介からは「そんな格闘技は聞いたことがない」と言われている。 『ZERO』の時点ではサイキョー流の名は存在せず、『ZERO2』のエンディングでサガットを倒し自分が最強と確信したダンが開いた流派となっている。故郷である香港に道場が置かれ、弟子もそれなりに集まっている。『ZERO3』以降では交流の深いさくらやブランカもサイキョー流一派だと強引にダンは考えているが、当人たちは否定している。 『ストIV』シリーズでは知名度が低いため、入門志願者や門下生はほとんどいない。その結果、師範であるダン自身が広告塔となり、自らサイキョー流の強さを証明することで弟子集めに奔走することになる。また、「サイキョー流道場」を開くも資金繰りに苦労している様子が自身やブランカのエピソードで語られている。本編では語られていないが、かつて世界を回り、様々な人物と交流したダンの経験から製造業にも着手するようになったという裏設定が存在し、スポーツウェアやスパーリング用のボディアーマーなどの格闘技用品のほかに、果ては洗濯用洗剤にまで「サイキョー流ブランド」の商品を開発している。『スーパーストリートファイターIV』(以下『スパIV』)のアーケードモードでは深夜帯とはいえ、テレビCMを放映することにも成功しており、入門者に「サイキョー流Tシャツ」と高枝切りバサミを配っている。『ストIV』公式サイト内でも初心者向け講座としてダンを師範に据えたサイキョー流道場が開設されている。 カプコンの3D格闘ゲーム『ジャスティス学園』シリーズでは通信教育業界にも進出しており、『私立ジャスティス学園 熱血青春日記2』において登場人物の一人が「ケン・マスターズ格闘術」とともに「サイキョ〜流格闘術」の名前を挙げている。
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