ゴールデンライト 月の砂漠【ゴールデンライト ツキノサバク】(草花類)
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登録番号 | 第12622号 |
登録年月日 | 2005年 1月 19日 | |
農林水産植物の種類 | シンビジウム | |
登録品種の名称及びその読み | ゴールデンライト 月の砂漠 よみ:ゴールデンライト ツキノサバク |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 株式会社河野メリクロン | |
品種登録者の住所 | 徳島県美馬郡脇町大字北庄562番地の1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 河野通郎 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「オーガンジー ムーンライト」に「ワララ ゴールデンナゲット」を交配して育成されたものであり、花はドーサル・セパルが明橙黄の単色、ラテラル・セパルが明橙黄の地色に穏黄ピンク色のぼかしが入る、ペタルが明橙黄の単色、リップは円形で明橙黄の地色に濃赤茶色の斑点が楔状に入るやや大型種である。草型の大きさはやや大、草姿は中間型である。ぎ球茎の正面の形は卵形、横断面の形は扁円形、高さは101~150㎜、長径は71~90㎜である。葉の全体の形は広線形、先端の形は鋭先形、頂点の角度は30~45度、先端の角度は60~90度、葉の長さは75~105㎝、幅は31~40㎜、葉色は緑、葉数は13~15枚である。一花茎の花数は11~20、花茎の太さは9.1~12㎜、長さは50~80㎝、色は淡緑、抽出の方向は斜上である。咲き型は部分抱え・平咲き、花の横径は81~100㎜、縦径は61~80㎜、ドーサル・セパル正面の形は広線形、先端の形は微突形、ラテラル・セパル正面の形は湾曲広線形、先端の形は不等微突形、ペタル正面の形は広線形、先端の形は不等微突形である。リップ正面の形は円形、先端の形は微突形、周縁の反転及び波打ちは小である。全体的な花色は黄系、花色はドーサル・セパルは明橙黄(JHS カラーチャート2204)の単色、ラテラル・セパルは明橙黄(同2204)の地色に穏黄ピンク(同1010)のぼかしが入る、ペタルは明橙黄(同2204)の単色、リップは明橙黄(同2204)の地色に濃赤茶(同0708)の斑点が楔状に入る。花の香りは弱、開花期は初冬である。「ハッピーバリー・セーラームーン」と比較して、リップ正面の形が円形であること、ラテラル・セパルにぼかしが入ること等で、「ユピテル」と比較して、咲き型が部分抱え・平咲きであること、リップ正面の形が円形であること、ラテラル・セパルにぼかしが入ること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成5年に出願者の温室(徳島県美馬郡脇町)において、「オーガンジー ムーンライト」に「ワララ ゴールデンナゲット」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、14年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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