ゴールデンライト ゴールデンメッセンジャー【ゴールデンライト ゴールデンメッセンジャー】(草花類)
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登録番号 | 第12362号 |
登録年月日 | 2004年 11月 8日 | |
農林水産植物の種類 | シンビジウム | |
登録品種の名称及びその読み | ゴールデンライト ゴールデンメッセンジャー よみ:ゴールデンライト ゴールデンメッセンジャー |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 株式会社河野メリクロン | |
品種登録者の住所 | 徳島県美馬郡脇町大字北庄562番地の1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 河野通郎 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「オーガンジー ムーンライト」に「ワララ ゴールデンナゲット」を交配して育成されたものであり、花はドーサル・セパル及びペタルが明黄の単色、ラテラル・セパルが明黄の地色に橙色のぼかしが入り、リップは正三角形で黄白の地色に濃赤の斑点が楔状に入るやや大型種である。草型の大きさはやや大、草姿は中間型である。ぎ球茎の正面の形は卵形、横断面の形は扁円形、高さは61~100㎜、長径は71~90㎜である。葉の全体の形は線形、先端の形は鋭先形、頂点の角度は30~45度、先端の角度は60~90度、長さは75~105㎝、幅は31~40㎜、葉色は緑、葉数は16~18枚である。一花茎の花数は11~20、花茎の太さは9.1~12㎜、長さは80~110㎝、色は淡緑、抽出の方向は斜上である。咲き型は抱え咲き、花の横径及び縦径は61~80㎜、ドーサル・セパル正面の形は広線形、先端の形は鋭形、ラテラル・セパル正面の形は湾曲広線形、先端の形は不等鋭形、ペタル正面の形は広線形、先端の形は不等鋭形である。リップ正面の形は正三角形、先端の形は微突形、周縁の反転は小、波打ちは中である。全体的な花色は黄系、花色はドーサル・セパルは明黄(JHS カラーチャート2505)の単色、ラテラル・セパルは明黄(同2505)の地色に橙(同1611)のぼかしが入る、ペタルは明黄(同2505)の単色、リップは黄白(同2502)の地色に濃赤(同0409)の斑点が楔状に入る。花の香りは弱、開花期は冬である。「ユピテル」と比較して、ぎ球茎の長径が広いこと、ドーサル・セパルの色が明黄であること等で、「ハーフムーン・バナナボート」と比較して、リップの形が正三角形であること、ドーサル・セパル及びペタルの色が単色であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は平成5年に出願者の温室(徳島県美馬郡脇町)において、「オーガンジー ムーンライト」に「ワララ ゴールデンナゲット」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、14年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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