コリスラス【コリスラス】(観賞樹)
登録番号 | 第14280号 | |
登録年月日 | 2006年 3月 24日 | |
農林水産植物の種類 | ばら | |
登録品種の名称及びその読み | コリスラス よみ:コリスラス | |
品種登録の有効期限 | 30 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | ウィルヘルム コルデス ゼーネ ローゼンシューレン社 | |
品種登録者の住所 | ドイツ連邦共和国 D-25365 クライン オッフェンセッシュ シュパリースホープ ローゼンシュトラーセ 54 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | ウィルヘルム コルデス | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「JACREDI」に「コルリミット」を交配して育成されたものであり、花の着き方は単花咲、花は鮮赤色で半剣弁、カップ咲、香りは無又は微弱の中輪となる切花向きの品種である。生育習性は狭叢生、樹高は高、花の着き方は単花咲である。新梢のアントシアニン着色の程度は中、とげの有無は有、下側の形はえぐれ、色は緑褐、長いとげの数は中である。葉の長さはやや長、幅はやや広、緑の色合いは中、表面の光沢は強、先端小葉の形は楕円形、葉身長はやや長、葉身幅は中、基部の形は円形、先端の形は鈍形である。花蕾縦断面の形は卵形、花形Ⅰは八重、花形Ⅱはカップ咲、多芯の有無は無、花弁枚数は少、花径は中、上から見た形は円形、上部側面の形は平、香りは無又は微弱である。花弁の長さはやや短、幅はやや狭、表面中央部及び縁部の色は鮮赤(JHS カラーチャート0407)、基部の目の有無は有、目の大きさはかなり小、目の色は黄白(同2701)、模様の有無は無、裏面中央部及び縁部の色は鮮紅(同0107)、模様の有無は無である。花色の移行性は無、花弁の縁の反転及び波打ちは弱、タイプは半剣弁、全体の形は狭楕円形である。開花始めの時期は中、開花習性は四季咲である。「ルイロドトウェイン」と比較して、花弁のタイプが半剣弁であること等で、「タンゼルボン」と比較して、花弁表面中央部及び縁部の色が鮮赤であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、1998年に育成者の温室(ドイツ連邦共和国)において、「JACREDI」に「コルリミット」交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、2000年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
- コリスラスのページへのリンク