コムコルツグラッド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/11 08:35 UTC 版)
「シベリア (ゲーム)」の記事における「コムコルツグラッド」の解説
機関車は再びゼンマイが緩み、かつての工業都市で現在は廃墟となっているコムコルツグラッド(Komkolzgrad)の駅に停車する。この都市はハンスがもたらしたからくり人形の技術で発展した歴史があり、廃墟と化した現在もその痕跡が残っている。ケイトは駅にあった装置でゼンマイを巻き終えるが、直後に機関車の中から出ていく不審な男の姿を目撃する。ケイトが車内に戻ると客車でオスカーが緊縛されており、同時に彼の両手のパーツが盗まれていた。犯人を捜すべくケイトが周辺を調べていると、廃工場の一室で頭部をマスクで覆った男セルゲイ・ボロディン(Serguei Borodine)を発見する。街の最高権力者を自称する彼は、盗んだのではなく借りただけだと自身の行為を正当化し、理由について、オルガンを演奏するからくり人形に両手を装着するためと語る。そして、栄えていた頃の街で開かれたリサイタルで自身を魅了したオペラ歌手のヘレナ・ロマンスキー(Helena Romanski)をもう一度街に呼び、オルガンの音色に乗せて自分のためだけに歌ってもらいたいと願望を口にする。ここでボロディンは、ヘレナを連れてくれば手のパーツを返すとの交換条件を示し、ケイトはこれに応じる。 ボロディンの部屋を後にしたケイトは、以前に母親がオペラ歌手のフランク・マルコヴィッチ(Franck Malkovitch)と親密だと語っていたことを思い出し電話をかける。すると母親はすぐ傍にいたマルコヴィッチにこのことを尋ね、ヘレナは病気で第一線を退いてから療養地のアラルバッド(Aralbad)に滞在しているとの回答を得る。ケイトがボロディンのもとへ戻りこのことを伝えると、ボロディンは町はずれの丘の上にある宇宙開発基地を守る老軍人からアラルバッド行きの乗り物を手配してもらうよう助言する。 基地には、元ソビエト連邦軍所属の軍人ボリス・チャロフ(Boris Charov)がいた。彼はかつてハンスが開発したロケット飛行機のテストパイロットを務めるはずだったが、飛行機に核爆弾を搭載するよう命じる国の姿勢にハンスが意を翻して基地を去ったことでプロジェクトが中止され、搭乗機会を失っていた。しかし宇宙へ飛び立つ夢を捨てていないチャロフは、ロケット飛行機の稼働に協力してくれれば、アラルバッド行きの飛行船の起動方法を教えると持ちかける。ケイトが飛行機の発射準備を整えるとチャロフは発射直前に情報を伝え、発射を見届けたケイトは飛行船に乗ってアラルバッドへ向かう。
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